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【警察エッセイ】T・T・T

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の交通事故調査員。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、交通事故は起こしてないかい?

交通事故を起こした経験がある人もいれば、今まで一度も交通事故を起こした事が無い人もいるかと思う。ちなみに花山は交通事故を起こされた事はあるけども自分で事故った経験は一度も無いんよね。その事故られたのも駐車場に車を停めていて乗っていない時だったから実質ノーカウントとしている。

現職で警察官をやっていた時は、毎日当たり前の様に交通事故は起きてたから、ある意味事故は日常的なモノだったんだけども、シャバを生きてる人達からすると交通事故なんて、そんなに頻繁に起きるモノじゃないと思うから、いざ交通事故を起こしてしまった時は慌ててテンパっちゃうよね。

それでも、ほとんどの人はちゃんと通報してくれるんだけども、中にはその交通事故現場から逃げちゃう人もいるのね。いわゆる当て逃げ、又はひき逃げだね。

花山は警察官になってすぐに本記事のタイトルでもある、T・T・T(読みは"さんてぃー")を教えられたのね。

ちなみに皆さん、T・T・Tって何か分かる?交通事故と関連付けしたら分かるかな?

正解はT(止まる)・T(助ける)・T(届け出る)。

交通事故を起こしてしまった時はコレが何より大事なんよね。


■T・T・T

交通事故を起こしてしまうのは非日常的な事だから、誰でも慌ててしまうと思う。花山も一度も起こした事が無い上に一応元警察官だから、起こしたとしてもおそらくそこまで慌てないとは思うんだけども、それでも平常ではいられないと思うんよ。

皆さんにも、交通事故を起こした時にとにかくやってほしいのは第一に止まる事。その場から逃げたくなる気持ちは良く分かるんだけども、逃げたら逃げただけ状況が好転する事は皆無なんよね。

道路交通法で交通事故を起こした場合には警察への届出義務があるから、コレを怠ったらただの交通事故が当て逃げないしひき逃げ事件になっちゃうのね。

まぁ、罪が重くなる云々の前に相手に怪我をさせたかもしれないなら止まって確認しなきゃアカンよね。それが二つ目のTである助けるに繋がるんよね。

どんだけ車が大破しようが生きてる事にはナニモノにも変わらないじゃん。重症事故だったとしてもすぐに助けた事で一命を取り留める事もあるし、コレも道路交通法で交通事故を起こした際は救護義務が課されているから守って然るべきな事なんよ。

最後のTは届け出る。つまり警察に通報しなさいって事だよね。意外と知られていないんだけども交通事故を起こした時は双方に届出義務があるのね。だから、交通事故を起こして、お互いにその場で話し合って届出せずに現場から離れていった場合はどちらにも届出義務違反が課されるのよね。

仕事で時間に追われていたり、警察に通報するのが面倒って感じで適当にやっちゃうと思いも寄らない所から警察がやってくるから、どんなに時間に追われていて、どんなに面倒くさかったとしても届出は絶対にしないといけないんよ。

■まとめ 

罪の重さ云々のハナシじゃないけども、交通事故を起こした場合、特に人身交通事故を起こした場合は現場から逃げた逃げてないでも大きく刑量は変わるんよ。

現場から逃げたという行為がすでに逮捕要件の逃走のおそれに当てはまっているし、現代の防犯カメラ全盛期時代において、当て逃げひき逃げ事件は皆さんが思っている以上に犯人をすぐに特定出来るのね。

車を運転している以上は誰しも交通事故を起こす可能性があるのだから起こしてしまった以上はその場でやるべき事をやって、せめて事故の相手方には誠意を見せるべきだよね。

今回は以上となります。
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