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【警察エッセイ】知能系敏腕刑事族・捜査二課

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の天使と悪魔。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、人を騙していないかい?

『勝手に人の事を詐欺師みたいに言うんじゃねぇ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、悲しい事にこの世界には善良な人を騙して私腹を肥やそうとする憎き詐欺師どもで蔓延っているんよね。当然、警察も詐欺野郎達を野放しにする事はせずに日々戦い続けているんだけども、いたちごっこの様に追って追いかけられてな状況がずっと続いているんよね。

基本的には警察署の刑事課の知能犯係というところが詐欺事件については担当をしているのね。知能犯係は詐欺事件や政治犯とかの犯罪を専門に取り扱っている部署で、詐欺や政治犯は複雑怪奇に事件が入り乱れている事が少なくないから、頭のキレが良い人が集まっているんよ。各警察署に知能犯担当の刑事がいて、日々詐欺事件と格闘しているんだけども、知能刑事の頂点に君臨する集団がいるんよ。

その集団の名は『捜査二課』。

警察組織のキレ者集団達。


■知能系敏腕刑事族・捜査二課

捜査二課とは各都道府県警察の刑事部に組み込まれている部署の一つなんよ。

主な業務は警察署に属している刑事課の知能犯係とやる事に大きな相違はないのね。じゃあ、なんで捜査二課などと仰々しい名前の部署があるんだというと、警察署単位では捌ききれない大きな事件や複数の警察署管内を股にかけて同一事件が発生している時に捜査二課が現れるのね。

警察署で数多の詐欺事件や政治犯を取り扱ってきた精鋭達の集団だから、基本的に能力の数値が鬼高い。というか、同じ警察官から見ても常に小難しい事件ばかり処理しているからキレ者感が半端ねぇって思ってたね。

頻繁に捜査二課の人と関わる事はなかったんだけども、かつて同じ警察署で一緒に働いていた人が捜査二課にいたりして、全く関わりがなかった事もなかったんよね。その人は、そもそもキレ者感が半端ねぇ係長で、捜査二課に異動後に偶然会った時はキレ者感に加えて、纏っていなかった色気まで纏っていやがったんよね。

『おいおい。そんな高そうなスーツ、署で働いていた時は着てなかったじゃねぇかよ。おい、しかも、なんか香水を振りまいてないか?』と最下層階級のくせに花山はそんな事を思っていたんよ。

実際のところ、あんまりイメージ湧かないと思うけども、警察の刑事って冴えないオジさんサラリーマンみたいな格好でいる人が多いんよね。その中でも捜査二課の人達は、相手にするのが政治家な時があるから、舐められない様に格好には気を使うみたいな事は聞いた事があるんよね。花山のイメージ的には短髪をワックスでバチバチにキメて、皺一つないスーツとシャツを着てシャレオツなネクタイをキュッと締めて、先の尖った革靴を履いている人が捜査二課のイメージなんよね。

■まとめ

警察といえば捜査一課みたいな世間のイメージもあってか、捜査一課が主役のドラマが多くて他の部署とかはあまり知られていないけども、捜査一課に負けず劣らず他の部署も精鋭達が集まっているんよね。

花山は交番・パトカー・留置管理・事故捜査しか経験していないから、他の部署の事はあまり詳しくはないんだけども、現職時代に上司から色々な逸話やおもしろ話を聞いていたりしたモンだから、また別の機会で他の部署の事も書けたらいいなと思う。

あんまり知られていないけども凄い事をやっている人達の事って何か憧れるよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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