物語のクライマックスの盛り上げ方が分かった……かもしれない。
こんなタイトルをつけているけど、創作に役立ちそうな話ではないです。すみません。
私が一人であーでもない、こーでもないとダラダラと好きなように記事を書いているだけです。
なぜこんな前置きをしたかといえば……。
↑の記事に今でもアクセスやイイネをいただているので……。
これ「コバルト短編 傾向」でうっかりきちゃった人いるよね。
でも、コバルト短編の傾向って別になにも書いてないんだよ。
だからタイトルで「自分のために」って逃げてるんだけどね……。
それでうっかりたどりついたのに、私の記事を読んでイイネ押していってくれる人って、なに神?
そういうわけで、これ以上、同じ過ちを繰り返さないためにタイトルに創作のためになりそうなワードが入っている場合は先に断ったほうがいいかな、と。
今度はタイトルじゃなくて前置きで逃げたよ……。
そういうわけで本題へ。
ここ最近、公募用の応募作の改稿をしている。
長編なのだけど、クライマックスがいまいち盛り上がっていない。
この応募作に限らず、いつもそうだ。
とっとと成仏してください!はなんとかクライマックスを盛り上げようとがんばっている。
なぜこんなにぼんやりした書き方なのかというと、プロットの時点で担当さんと電話をして、どの辺をどう盛り上げるかアドバイスをもらっているからだ。
担当さんが有能で優しくて本当にありがたい。
だから自分だけで書く小説は、どう盛り上げていいのかわからない。
この辺で盛り上げようという思いはある。
でも、イマイチ盛り上がらないんだ……。
プロットとかアイデアの段階、つまり書く前では、「この辺で告白して、そこでスタンディングオベーションをしたいくらいに盛り上がるはず」と思っている。
そもそも告白イベントでスタンディングオベーションをしたいくらいに盛り上がるって、よっぽどそれまでの過程でなんやかんやなきゃダメなんだよね。
その「なんやかんや」からして、私は書けてないんだよ!
いきなりクライマックスを盛り上げようとしている。
じゃなく、クライマックスにいたるまでの過程があって。
そこがちゃんと書けてないと、なにひとつ盛り上がらない。
たとえば、物語の中で見知らぬ人が死んでも悲しくないように。
立っていないキャラが死んでも悲しくないんだよね。
ここで発生する「キャラ書けないと中編~長編は難しい問題」
キャラ書くの難しい……。
キャラを少し濃くするだけならできなくはない。
突拍子もないキャラとか、変わった好みや趣味があるキャラにすればいいし(と思い込んでいる)
でも、濃いキャラだと主役に持ってくるのがキツイ(一人称なので)
変なキャラ書くの好きだけど、そのキャラをヒーロー、つまり主人公と恋仲になる相手にはしにくい。書きにくい。
なので、濃いキャラ(当社比)は、脇役に置いておく。ゲストとして出す。
そういうので留めるしかない。
主役とヒーローは、ある意味で素直な、こういうと身も蓋もないけど私が書きやすい子たちがいい。
で、そうなると、また最初に戻ってくる。
クライマックスが盛り上がらない!
というか、昨夜ふと気づいたんだけど。
今、改稿している応募作のヒーローがなんかカッコよくない。
簡単にいえば、自分が読み手の小学5年生ぐらいになったら、キュンとするかどうか?
全然しない!
という状態で。
ってゆーか、キュンってなに?
そんな、もうかれこれそんな気持ちと縁遠い生活送ってる普通の主婦、しかも昭和生まれにそんなキュンって!
小さい子とか、猫とか犬とかの動画でかわいいのキュンはあるけど……。
そんなふうに、うだうだと考えていた。
そんな時、リフレッシュを兼ねてというかリフレッシュしかしてないけど。
動画を見た。
その時に久々にキュンとする。
リヴァイ兵長以来の萌えだった。
そして、我々はそのキュンの正体を探るべくアマゾンへ……。
アマゾンから戻ってきたいっこうが抱えてきたのは、一つの箱だった。
それを開けると中には。
ギャップが入っていた。
そう、ギャップだよ!
今さら?! と思ったそこのあなた!(急な声がけ)
私も思ったよ!
でも、なぜか小説を書く時に「ギャップ」が頭からスコーンと抜けてるんだよね。
なんでだろう。
そもそも私は昔からギャップに弱い。
学生の頃に、あらかっこいいと思った人は、みんなギャップがあった。
だからイケメンって顔じゃなくて心なんだぜ派です。
そしてギャップに弱い人は結構いるはず。
最初は「印象最悪!」からの「あいつ、いいやつじゃん」ね!
そういうわけで、改稿作のヒーローくんにもなんとかギャップを入れよう。
今日これから書き直すんだけど……。
で、クライマックスの書き方がわかった、という発見。
クライマックスでさ、新事実発覚させればよくない?
そうすればなんか盛り上がるんじゃない?
よくわからないけどそんな気がするんだよ……。
まだ実際に書いてないから、頭の中で勝手に盛り上がってるだけだから。
書いてみたら、全然クライマックス盛り上がらなくて、ギャン泣きするかもしれないけど。
いやだな、この年齢の大人がギャン泣きするの……。
想像するだけでもホラー。
とりあえず、書いてみるしかない。
この長編の改稿を終えたら、おれ結婚するんだ。
ではなく。
この長編の改稿を終えたら、何かが見えるような気がする。
もしかしたら「改稿してもダメなもんはダメ」という結論かもしれないけど。
それはそれでまあ、勉強ということで。
とにもかくにも書いてみなきゃなにも始まらないね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?