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見本誌きたーーーーー!

タイトル通り、なのだけど。
今日、「とっとと成仏してください!」の見本誌が届いた。

その前に、ここのところの出来事を振り返ろう。

まず、先週、名刺が完成した。
それが届いた。

海ばたり先生のイラストめっちゃかわいい。
名刺とツイッターアイコンでつかえるイラストを依頼して、よかったー。
人生初の名刺。
それが作家としての名刺になるだなんて、思わなかった。うれしい。

そして、昨日、2巻の改稿作を担当さんに提出した。
取り掛かる前は「改稿だから、一週間くらいで終わるかな」とか考えていた。
書いてみてわかったけれど。
んなわけねえ。
甘いにもほどがあった。
よかった、担当さんに言わなくて。
ただの見通し甘すぎるヒューマンじゃないか、私。

修正していくと、あっちもこっちも気になってくる。
掃除していくうちに、「あっちの汚れも気になる」みたいな感じで。
ここはどうしようか、と悩むところもあったし。
もちろん読み返しも何度もした。

結果的に取りかかりから提出まで、合計18日ぐらいかかっている。
一週間の倍以上かかるじゃないの……。

逆に言えば、今まで応募作の修正にどれだけ私が改稿に時間をかけなかったがわかるなあ。
もちろん、とっとと成仏してください!とか、あとポプラキミノベルの最終選考に残してもらったほうとか、時間かけて改稿しているのもあるんだけど。
いかに、ワーッと書いてワーッと応募していたのかを痛感した。

そんなこんなで、昨日、担当さんから「見本誌を送りました」という連絡をもらう。
今日には届くかな! とワクワクしていた。

今日の午前中は、いつものようにライターの仕事をしていたのだけど。
いつもイヤフォンをして音楽を聴きながら書いている。
だけど、今日は配達の時のインターフォンを聞き逃さないように、無音で書いた。

窓の外をチラチラみていたら、配達のトラック止まったー。
家に配達の人きたーーー!
ものすごい勢いで出た。むしろ先に玄関で待機していた。

ダンボール箱で届いた見本誌!
すごい、何冊も入ってる(興奮で数えていない)
そして、見本誌とのご対面!

かわいすぎる!
パソコン上で見たし、チラシでも見たけど、本の表紙として見ると、もう、たまらなくかわいい!
海ばたり先生、天才だなあ。
金の帯もきれいだ。
豪華すぎない?
私の運のパラメータ、大丈夫?

中身もめっちゃかわいいんだよ。
色々な人が読んでくれるといいなあ。
そういうわけで、ライターの仕事を終らせてから読んだ。

最終稿を確認したのが、そんなに前じゃないし、そもそももう、何度読んだかわからない。
でも、本になると、全然ちがうなあと思う。
これが、本屋に並ぶのね。
ドキドキしてくる!

今まで、ツイッターのフォロワーさんでプロ作家さんが、「見本誌届きました」とツイートしているのは、いくつも見かけてきた。
私はそっか、それはめでたい、と思うと同時に、自分が出版社から見本誌をもらうことは、あるんだろうか。いずれそういう時がくるのかもしれない。
そんな感じで、まるで別世界のように感じていた。

それが叶ったのだ。
去年のこれぐらいの時期は、ちょうど応募作を書いていたわけで。
まさか自分が今こうして見本誌にキャッキャウフフしているとは……。
人生わからないなあ。

そんなふうに、見本誌に人生を感じながら。
今日は、小説を書くのではなく読む日にしよう、と思うのであった。

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