煩悩(11)ロマン酔(スイ)がありあまる

おはようございます。コツコツやっていたはずの案件を三徹くらいの勢いで片付けた直後、高校の友人と愉快な夜を過ごした結果、なんと16時間も眠ってしまいました。空白の月曜日。

そして、こちらの更新も滞っており、さらなる反省を重ねております……。ここで私の過去のツイートを見てみましょう。聞いてください、「対煩悩ですので、こまめな更新を心がけます。」(ここで自ら首を絞める)

というわけで、高校の友人と会った私の脳内は完全女子高生モード。若かりし頃の自分を俯瞰してみようと思います。

もはや書いたかどうかも定かではありませんが、私は中学三年間を一人の男子に片想いして過ごしました。そこで自分から告白することも、彼に思いがバレることもなく、あっさり終了。「あまーい!」といえば聞こえはいいですが、はっきりいって不毛です。ザ☆不毛。

そこで、やっとできた「彼氏」という存在。勇気を出し、告白してOKをもらえた相手。お互い部活を頑張る、体育会系のカップル。……生物学的にも精神的にも若かった私が雰囲気に酔ってしまうには、十分すぎる要素でした。

付き合っていて「ん?」と思う部分は、確かにありました。拘束時間が長い分、お互いオフの日にしか会えない(その日に予定があれば終了)、堂々と会って話せるほどの肝は持ち合わせていなかったため顔を合わせて話すのも珍しい、一緒に帰れるのはテスト期間くらい……いや、これに関しては彼にも負がある書き方になってしまっているかもしれませんが、私がここで言いたいのは「なぜ彼に『もっとこうしたい』と伝えなかったのか」です。

もっと早い段階で伝えていタラ、5年目にして勃発し始めた「ケンカ」を少しずつ消化していけたんじゃないか。もっと自分の希望を伝えレバ、彼との意識の差を認識しやすかったのではないか……。完全に時代の波に乗った「タラレバ」ですが、そう考えると一度しかない高校生活を「M☆U☆D☆A」にしてしまった感が否めません。

いやいや、これはすべて結果論。あとから考えると、人生どこかしらに反省するべき点はあるでしょう。私は彼が好きだったし、彼も私を好きだったでしょう。

ただし、確実に言えるのは「あの時の私は別れるのが怖かった」という事実。彼氏がいる状態からフリーになること。言いたいことがあっても、ちょっと我慢すればそこそこ自由にさせてくれる彼。すべてに「酔って」しまい、自分の価値基準があいまいになっていました。

でも、だからこそ、怖がらずに確認するべきだった。今の私にとって彼と別れることは「なんだ、別れりゃいいじゃん(鼻ホジ)」と思うくらいなのですが、高校時代の私にとっては「SEKAI NO OWARI」だったのです。

今から恋愛するなら、もし幸運にもお付き合いできたなら、素直に「こうしたい!」と、彼に言いたいと思います。それで嫌われたら、ご縁だと思って後のことを考えるようにしたいです。

はてさて今の私にどれだけチャンスが残っているのかわかりませんが……言いたいことを素直に言えないような女と5年付き合ってくれた彼氏のためにも、この教訓は生かしたいと思います。

本日の余談ですが、私が高校時代に一番「酔って」いたのは、女子バスケ部の友人で彼の試合を応援しに行ったときでした。本当にありがとうございました。

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