煩悩(12)「友だちフレンズ」期間が短い

おはこんばんちは。深夜作業がつづき、実況動画をみすぎているせいで挨拶から始まりたくなってしまいます。最初に謝罪を述べておきますが、今回は少し雑談っぽいです。すみません。

突然ですが、あなたは父親似ですか、それとも母親似ですか。私は、顔は父親、中身も父親寄りです。母嫌いではありません。ただ、根本的に父親の成分が強いのです。声と初対面の人を前にした反応は母親そっくりです。

性格面で母に似ているのは「マジメ」で「対価要求」が強いところ。やばい、私はともかく母の人格が疑われてしまう。私の母は、優しさと面白さでは地域で一番だと思っています。あ、これ違う意味でやばくなってしまう。

話を戻しましょう。父と母は滅多にケンカをしませんが、ときどき同じネタで言い合いをしています。それが、母から「私のすること(家事など)を当たり前と思っている」といった内容を伝えられたときに勃発するものです。

父は基本自由人なので、こう言いたい母の気持ちはすごくわかります。しかし、私の父は母に対して「売られたケンカは買ってやる」傾向にあります。そしてケンカが勃発するわけです。

幸い、二人ともサッパリした性格なので一晩たてば元に戻ります。私が幼かったときは遠慮していたようですが、成長してからは遠慮せずにケンカしています。私も慣れたもので、ケンカの傍らでスマホをいじっています。

母に似た私は、この趣旨のことを5年目の彼氏によくぶつけていました。こういった状態の彼女が「重い」という言葉で表現されるのだと思います、気をつけてください。しかし、そうなると気になってくるのは「どうして母は結婚できて、私は別れてしまったのか」です。

母方の実家に帰る電車の中で、私はその理由が「友だち期間が短かった」ことにあると考えました。両親は大学時代、私と5年目の彼氏は高校時代の同級生です。父と母がいつ付き合ったか、友だち期間がどのくらいあったか正確に把握していませんが、絶対に私たちよりも長いものだったと思います。

そう言い切れるのは、私と5年目の彼氏が「知人関係から付き合ったカップル」だったから。一応クラスメイトではありましたが、実は付き合うまでに会話したことは殆どありません。「すごーい! きみたちは、メールでしか話せないフレンズなんだね!」状態でした。文字通りフレンズの期間がなかったのです。

人としての魅力を感じたり、本質を理解したりしてから付き合うこと。当たり前すぎて忘れがちですが、そういったことをすっ飛ばすと結局このような終焉を迎えます。まず、お互いについてよく知ることが大切ですね。

手前味噌で恐縮ですが、両親は本当に仲が良いです。そして、パートナーと娘に誠意をもって生活しています。そんな両親の姿を見て、私もお互いを思いやる相手を見つけたいと強く思うようになりました。

時間を割いてこれを読んで下さる方が、私のような「長年付き合って違和感を感じてしまうフレンズ」にならないことを願っています。なお、アニメ『けものフレンズ』は未視聴です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?