ポートレイトレクチャー「32.ふんわり柔らかくとカッチリを撮り分けるには」
画素数が高く、高性能なレンズを使えば細部まできっちりと再現されたカッチリポートレイトを撮ることができます。
逆にオールドレンズなどを使うことでふんわりと柔らかポートレイトを撮ることもできます。
一概にどちらのポートレイトが優れているという話ではなく、そのどちらも撮ってみることをオススメします。
どちらがいいかは、撮影シーンにもよりますし、モデルさんの雰囲気、衣装によっても変わります。
また、撮影者やモデルさんの気分によっても変わってくるでしょう。
ただ単純な話、バリエーションを増やすという意味では両方を撮っておくのがいいかもしれません。
そのためには、どんな機材(主にレンズ)だとカッチリ写って、どんなシーンだとふんわり写るのかを把握しておくことが大切となります。
また、カッチリポートレイトとふんわり柔らかポートレイトの違いですが、
カッチリポートレイトはコントラストだけでなく色もしっかりと出した方が好印象の気がします。ですので、露出やフィルムモードも適切にしたいですし、逆光でもあまりレンズ前に太陽がないようにしたいです(ちょっと反逆光気味くらい)。
さらに、カッチリと撮るならストロボを併用するという手もあります。
しっかりと絞って、ストロボでコントラストの強い写真を撮る。
これは否が応でもカッチリポートレイトに仕上がりますので。
では、実際にカッチリポートレイトとふんわり柔らかポートレイトの印象の違いを写真を元にみていきたいと思います。
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