それでもやっぱり小池新党に投票しようかな
前回の投稿(夏の都議選誰に入れよう…)で、小池さんの豊洲市場に対する意思決定の仕方には問題があるという識者の意見を紹介して、夏の都議選は誰に入れればいいのか悩んでいるとお伝えしました。
でも、色々考えてやっぱり小池新党に投票してみようと思います。
小池さんは、豊洲市場の問題を自分の支持率を上げるための政争の具にしているかもしれないけど、政治家ってそういう生き物だよね。
今話題の森友学園の問題では、自民党は、籠池さんを証人喚問したけど、何を立証したいのかは不明。問題の発端は国有地売買価格決定の経緯なんだから、まずは財務省の担当者呼ばないといけない。
でも、籠池さんを呼んで、この人を嘘つきキャラに仕立てたかった。そして安倍総理が100万円の寄付をしたことは事実と異なるという空気を作りたかった。
国会運営に1日3億円かかると言われる中、高い人件費を使って、自分たちの党のトップへのゴマスリを見せられていたというわけです。
そう、政治家は税金を使って自分たちの政権がいかに正しいかを訴えることが仕事で、それが本質的な問題解決になっていなくても関係ない。
政治家に清廉潔白を求めるのではなく、政治家なんて汚くて、権力欲が強くて、どうしようもない人達なんだけどその中でマシな人を選ばなくてはいけない。
イギリスの政治家チャーチルもこう言ってる。
選挙に出たいやつなんて、ロクデナシしかいない。金儲けしたい奴か目立ちたがりばかり。まっとうに生きている奴は選挙になんか出ない。選挙とは、今の世の中の現状でロクでもない候補者たちの中から、誰に税金を分配させたら、一番マシかを消去法で選ぶ行為のことだ。要するに、そもそも選挙とは忍耐である。
だから、小池さんの意思決定のあり方がおかしいという問題には目をつむる。それよりも今の都議会自民党を見ていると権力がずっと同じ場所にある方が問題なのでは、と思う。
だから、小池さんの政治家としての姿勢に共感するのではなく、権力を移すための器として、投票させて頂こうと考えるに至りました。