41| 軽井沢② ひかりの沢(さわ)
愛がその形を持たないように、ひかりもその形を持たないから、それを受けとめる、雲や木枝や葉、石など、それぞれのいちに置かれている器や、それらが創り出す影や闇が、光を形作っているようにもみえる。
その全体の様相の中に、私たちは、ひかりの在り処や在り様を知るのでしょう。
脚色のない、光も影も闇もあるなら、それはきっと、きっとそれも、美しいのだろう。
私たちの内に、もう何千億、何千万回と、光とされてきたそれも。影とされてきたそれも。闇とされてきたそれも。
その存在も、世界も、大