見下し女が図らずも実装される

　とてつもない猛暑で大変な時期ではございますが、いかがお過ごしでございますでしょうか。体調なぞを崩さぬよう、きちんと使える機器で戦い、今年の夏を乗り切れれば良いと感じるものであります。

こんな目で見られる事はなかなか無い

　アバターの改変に関して、少しブレンドシェイプ等を触ると瞼の上下を変える事ができる事に気付いたものですから、じゃあもう少し調整をすべきなのではないかと考えたわけです。

　そこで"癖（へき）"を入れねばと鋼鉄の意思を持ちつつ思考した結果、下瞼を持ち上げたらどうなるのかとUPしたところ、かような見下した塩梅になったという事であります。素晴らしい。

　手軽に使えるよう、コントローラーの親指を立てるとコレが出るようになっております。大事な表情はロックンロールの指のように、少々形を作って出せるようにしておく姿勢が扱いやすいものと考えます。これは表情暴発防止の部分も意味もあり、少々複雑な形にしておかねばならぬという部分があるのではと考えた結果でありますね。

　どこで使うのかは分からないものであります。しかし、切り札としての位置はできたのではないか。

　例えば写真を撮る時。指の形で表情が決まるVRCなので瞬時に出せるように『こんな卑猥な表情も出るのだ』と見せつける事もできる。これは強い。かような状況の場合、ロックンロールの指の形で出るような、もう少し酷い表情を入れておく事でインパクトを与える事も可能でございましょう。

　親指を立てる場合、よくうっかり暴発する表情よりは、軽く目が動く程度が良いと。使っていて理解したのですが派手になると表情がグチャグチャしてしまうので、特別な指の形で激しく表情が変わるに留めるに越したことは無いと辿り着きました。

　ロックの指の場合は意識しないとやらないので、狙う表情を埋め込む事ができる。また親指を立てるだけで出る表情は暴発の可能性もあるのでライトな表情を入れて置く。あと拳を握る時と開いた時の表情も大人しめにしておけば、私みたいなものぐさには合ってるんですね。楽だもの。

　ディフォルトの表情でも大変良いのだけど、"ウチはこうだ"という表情をイッパツで出せれば、自分の中で何となくやったぜ感があるので大変気持ちが良いものでございますね。