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狩猟業務報告:二日目

 不安定なエイム力(ぢから)で野っ原をコソコソと動き回るのは野生動物だけでなく自分自身もそうでございまして、自然と一体になる事で狩猟をサクセスさせる事が可能となるのであります。実際ステルスな感じですので当然ですね。

 ところでこの紫のシミみたいなもの。これはしばらく野生動物が寄り付かぬというものらしく、一頭狩るとこうなるそうです。そりゃあ人間だって「あの辺はやべェから近づかない方がいい」みたいな本能とか、大阪にあるあそことか、横浜にあるあそこのような空気感を察したりネットで知ったり色々ございますからね。深くは語らない方が一応無難と感じますのでこれ以上はやめておきますが、そういったエリアになってしまうわけです。

 すなわち良い猟場と思って待ち伏せしててもしばらく使えなくなってしまうという事でございます。"しばらく"と申し上げたのは、他の場所で狩り続けるとこの紫のシミは消え失せて再びここで普通に狩る事ができる、といった塩梅になるので詰みのような事になるものではなさそうですね。

 さて、狩猟生活も二日目(日誌上)という事でこういったレントゲン的なスクリーンショットを資料として保存し真面目にやっております。まだ出会っていない動物が沢山おりますので全く足りないのですが、おおよその弱点は把握する事ができそうです。

 個人的には一発必中が理想で、鹿などは首などをピシッと押えたい所だと感じました。しかし時々難しい角度であったり、迷ったりした時は臓器に銃弾を撃ち込み出血多量で仕留めたりする事ができるといった具合です。

 この場合臓器に命中させた結果のものですが、命中の直後に逃げ回って少し追いかける事になるので血痕を探す必要があるという。もちろんズレた場合は血痕も少量となりますから、いくらこちらのスタミナが無限とはいえ骨の折れる作業となるので良い具合に弾丸を叩き込む必要があるのです。めちゃめちゃ逃げる。というか途中で痕跡が消えたような気がする。

 まぁそんな苦労が多く、撃ってる時間より付け回したり、おびき寄せたりする昨今のゾンビゲーの真逆を行く良い手触りです。これだよこれ。こういうのに身を焦がしていきたいのですよ。時々ゾンビを粉砕してやりたいと思う時はL4D2などの選択肢もございます。あのゲームも息が長いよなぁと思いますね。

 ちなみに、今までヨーロッパの方で狩りをしていたのですが、自由に他の大陸に途中でも移動できるようで、少しだけアメリカの西よりちょっと北にあるっぽい、カルフォルニアだかオレゴンだかよく分かんない国立公園っぽい場所に顔を出すようになりました。また動物の種類も違うし、最初にスポーンされる場所の近くでクマの足跡を発見し緊張が走ったり、ちょっとそういうレベルでもねぇよなと思いつつ狩猟生活を謳歌しているわけであります。本当、この景色を見ながらお茶なりお酒なり飲んでジッとしていたいものですよ。

 収穫:もう数えるのをやめました。

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