絵描きってそもそも何なんだろうね

昼下がりの心地よい時間に浮かんでくる薄暗い話。

結局の所絵描きとはなんなんだろうね。
絵を描く人だね。いやそうじゃなくて。
何で人間は絵を描くかという話。
良く巷では生産性の話で無駄なものの一つに数えられる絵の存在。形を真似するところから始まりとうとう形のないものまで表そうとする神の猿、創造の真似事をする傲慢な存在。

割とこの辺は本質ついているかも知れない。自分だけの世界を創造しえる最も原始的かつ手頃な手段。究極の自己満足と承認欲求。
自分をひっくり返し、内側を外側にするグロテスクで神聖な露出狂。
社会常識の埓外にあって常にその外縁から全てを笑う道化師であるのかも知れない。お前の常識の保証は誰がしてくれるんだい?ってね。
心の中の道化師が外に出たがって暴れるヒト程、絵を描くのかも知れないなどとツラツラ薄暗く考えてニヤニヤする昼下がり。

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