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青木隼人さんのギター

皆さんこんにちは。お元気ですか?
私は元気です。
続けて書いていると、あなたの事を知っているかのような、大切な人に書く手紙のような気持ちがしてきました。
不思議ですね。

今日は「私のプレイリスト」より、花にまつわるCDをご紹介したいと思います。前置きが長くなりますので、宜しければ下まで飛ばして下さいね。

X世代最後の年にこの世界にやってきた私は、父の影響で子どもの頃からレコードが生活の一部にありました。父のステレオ部屋には冷蔵庫のようなスピーカーが2台、いくつものプレイヤーに自作のアンプ。休みの早朝には、父のその創作の爆音で目が覚めることが日常としてありました。
父はマイルスデイビスだの、何だのと教えてくれましたが、耳に知るが曲名分からずの残念な私です。夕食の後にプレイヤー違いで音の聞き比べをする時には、先にレコード部屋へ上がり、アンプを温めておく事は大事なことでした。レコードについても、これは初版でこれは同じ物だの、持ち方は指三本、黒いところに触れたら指紋が付く!と注意されることもしばしばでした。中古レコード屋に連れて行かれては、まだぁ?と言っていた小学生の頃に覚えた、「テレフンケンのアンプ」は、発音が面白くて今でも父の声が耳の奥でそのように聞こえてきます。そして、「ジャケ買い」を覚えたのもこの頃です。

今ではレコード、セルレコード、カセットテープに、8cmのCDも見かけることが珍しい時代の中で、私は父のお陰?でCDを自分の手元に置くことを好みます。

さて、前置きはここまでになります。
そんな私が最近一目惚れしたCDは、中之島美術館のギャラリーショップに美しく飾られてありました。
シンプルなCDをよく見てみると、「MITATE」とあります。
その瞬間、鳥肌が立ちました。
それは、京都にある、憧れの「花屋みたて」さんで収録したとあるのです。
日本画を見に来たにも関わらず、花好きもここまで来ればたいした物だ。と、自分で思うほどの引き寄せでありました。

背面も美しい

お恥ずかしながら、青木隼人さんのことは詳しく存じ上げず、haruka nakamuraさんのつながりで耳にしたような…くらいでした。
先日まで、haruka nakamuraさんのStill Lifeを毎朝起きて一番に聞いておりましたが、すり切れては困ると思っていましたから、今はこのMITATEと交互に流しております。

アーティストの方を詳しく知らない私がおすすめすることは出過ぎるのかしら?と思うのですが、とても美しいのであなたにもこの音に出逢ってほしいと思いご紹介いたしました。

今日は懐かしい思い出もあってお喋りでした。
大切なお時間をお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた。

#私のプレイリスト

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