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LEGAL/DESIGN

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「クリエイティブ×法=?」オープン・ライセンスなど、デザインやアートと法のコラボで生まれる新しい事例を紹介します。
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2014年5月の記事一覧

2014年ウェビー賞の「生涯功労賞」をLawrence Lessigが受賞

国際デジタル芸術科学アカデミー(IADAS)が主催し、インターネットで優れた活動を行った人に送られる「ウェブのアカデミー賞」ことウェビー賞の生涯功労賞(LIFETIME ACHIEVEMENT)を、ローレンス・レッシグが受賞しています。

THE WEBBY AWARDS 2014 / 18th Annual Webby Awardsより

レッシグは、僕も日本の団体に所属しているCreative

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美術表現に関わる近時の国内規制事例10選 1994-2013

美術表現に関わる近時の国内規制事例10選 1994-2013

Arts and Lawのファウンダーの作田知樹による、美術表現とその規制に関する事例集「美術表現に関わる近時の国内規制事例10選 1994-2013」が公開されています。

近年、外部からの抗議や規制によって、アーティストや美術館などの展示機関が展示を中止することは少なくありませんが、そういう「表現」と「規制」の対立が表面化した近年の事件がまとめられています。渋谷駅の岡本太郎の壁画「明日の神話」

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アーティストは自身の楽曲を「廃棄」できるのか

『泉谷しげる 春夏秋冬』(ブログ)「Re: セットリスト」

泉谷しげる 自作2曲の著作権放棄希望「嫌いな歌をイヤイヤ歌ってもな~」

幾分話題になっているようである、リンク先の記事について。以下、上記泉谷さんのブログの5月5日の記事から引用。

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以前記事で触れた『自殺のすすめ』と『先天性欲情魔』と云う楽曲らしきをこのさい永久に“廃棄”することにしたした。

(中略)

モチロンこの2曲

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