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音楽が好き

タイトルの通り、僕は音楽が結構好き。
音楽を聴いていて1番嬉しい瞬間は、その時聴いていたアルバムとその時のシチュエーションが完璧にマッチした時。曲単位だと割とマッチすることはあると思うんだけどアルバム単位だとなかなか無い。だからこそこの瞬間はかなり美しいし鳥肌も立ったりする。この瞬間にはまだ数度しか出会えていない。
その数度を紹介したい。

シチュエーション
浪人中の昼下がり、予備校が開いていない日に近所のちっちゃい図書館で勉強してきた時。
アルバム
Pink Floyd 「Meddle」
この時の感動は4年経った今でもはっきりと覚えている。図書館に差し込む西日と、イヤホンから流れてくるどこか懐かしく浮遊感のあるメロディ。美しいし瞬間だった。

シチュエーション
東京から京都に帰ってくる新幹線
アルバム
ゆらゆら帝国「空洞です」
これは新幹線っていう状況がどれだけ影響していたか分からない。家でも同じ感動を味わえたかもしれない。ゆっくり音楽を聴く時間が取れたから久々に聴きたくなってこのアルバムを聴いた。聴きたかったメロディが耳から流れ込んでくる。「できない」→「あえて抵抗しない」の流れにノックアウト。ラストの「空洞です」で昇天。

シチュエーション
家で読書中
アルバム
The Beatles「Abbey Road」
何気なくこのアルバムを流しながら本を読んでいたのだが、「Mean Mr.Mustard」のイントロで完全にスイッチが入った。大好きな「She Came in Through the Bathroom Window」で本を読むのをやめ聴き入った。「Carry That Weight」の合唱でなんかすごく感動した。仲悪いのにちょー綺麗にみんなで歌ってたからかな。


ここからは蛇足。
音楽はアルバムで通して聴いた方が楽しめると思っていて、基本的にそうやって聴いている。個人的に古めの洋楽の方がアルバムトータルでみた時の完成度が高いと感じていてそれがなんでか考えてみたい。

⚫︎なぜ古めの方が完成度が高いのか
これは簡単でストリーミングのせいだと思う。最近はミュージシャンがストリーミングに対応しようとして(=すぐにスキップされるかもしれないなかでイントロでいかにインパクトを残すかに尽力して)曲に余裕が無いように思える。シングル至上主義化していき、一曲あたりの味付けが濃くなっていく。そんな曲が多いアルバムはそもそもアルバムで聴く向けに作られていないしアルバムで聴くにはカロリーが高すぎる。アルバムの中でこそ活きる曲も無い。
個人的に好きな曲だけつまみ食いする聴き方はどうしても下品に思ってしまう。もちろん自分自身やってしまうことも多々あるが。

⚫︎なぜ洋楽なのか
感覚だけど、伝統的に日本はシングルを集めてアルバムを作るけどイギリスとかはアルバムを作ってそこからシングルカットする。両者のアルバムへの姿勢の違いは大きい。
これは文化だから良し悪しは無い。ただ個人的にアルバム通して聴きたいから洋楽を聴く機会が増える。

以上の理由が挙げられると思う。だいぶ大雑把な上に長くなってしまった。

蛇足の分析ちっくな部分は普段なんとなく思ってることをただ書き殴っただけだからちゃんと思考を整理できたらまた記事にしてみたい。

次回のタイトルは「OLも好き」

僕からは以上。


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