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幼少期の思い出-胡麻斑神斬を添えて-①
さてお酒でも吞みながら書いているのでしょっぱなから乱文ですよ。
昆虫ギャラリーを開設するにあたってそれまでの経緯を書いていく。
花たれ虫屋 幼少期編
私の生まれ育った町は日本を代表する企業 TOYOTA市である。
団地の一角で育った私は同世代の子供達からよく苛められた。
当時の私は親から鼻を掃除されるのが嫌で嫌で逃げ回っていたのだ。
当然鼻くそまみれで幼稚園に通うことになる。
すると園児に「鼻くそ俊介」とからかわれ、意地悪をされたのだ。
また、私は太っており、走ることも遅かった。
かけっこ競争もいつもビリでいいところなしの園児だったのである。
そんなダメダメな私は嫌な幼稚園で一つだけ好きなところがあった。
幼稚園の砂場にフジの木が植えてあり、そこにはシロスジカミキリが
よくくっついていたのだ。
フジの木は結構高く、背の小さい私には捕まえることが到底不可能で
いつも年長組の園児に採られてしまっていた。
指を咥えながら何もいなくなってしまったフジの木をパトロールしていると
フジの木の近くに植えてあったプラタナスの木に偶然ゴマダラカミキリが
くっついていたのである。続く
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