【感想】映画:劇場版マクロスΔ
けっとおと申します。2021年10月も本当に何もやっていなかった28歳男性です。
友人の勧めがあり、「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」を見ました。
なので、その感想を書きなぐります。
考察とか解説とかはしないです。
ただの、
「視聴した人には、理解できるところがあるかもしれない、くらいの感想(メモ)」
です。
●劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(120分)
その前にまず「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」はマクロスΔの続編であるという話ですが、そもそもマクロスΔのTVアニメ24話を見ていなかったため、前知識ゼロで臨むのは流石に準備不足過ぎるのではと思い、事前に見ました。
「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」は、TVアニメの総集編(いくつか違う点はあるようですが)という位置付けになっているようで、お手軽と言うか、楽が出来るのであればその方が良いと思い、こちらを見ました。(そういう意味でこの映画が作られたのではないのでしょうが、ちょっとそこのところはわかりません)
メモ帳片手に見ましたので、その時の思った事がメモられています。こういうことは時々やります。
なんのこっちゃわからないと思います。ですので、どの場面の事を言っているのか当ててみてください。
・歌基準の世界観、解釈が難しい
・美樹さやかみたいなオーラの主人公(主人公オーラが無い)
・ギャグ漫画日和に出てきそうなVサイン好き
・マキナ・中島の乳揺れ?
・突然裸になるワルキューレ? ワルキューレは変態の集まり?
・裸も乳揺れも風情が無くて、流石に男媚び過ぎの印象…
・ルン?がおよそチンポ(勃起)と同じ役割をしていて、光ったり動いたり形を変えたりしてとても共感できる
・ワカメみたいに揺蕩う。美雲・ギンヌメール
・途中から突然出てきて勝手に仕切る。美雲・ギンヌメール
・自称、女神。美雲・ギンヌメール
・いけないボーダーラインが一番好き。ぶっちぎりで風俗で流れて欲しい曲
・かっ飛ばし過ぎて、ボーイミーツガールとして見ると質量不足でしんどい
・ワルキューレ以外のキャラ作り、全員致命的に失敗してるように見える
・努力で成す人類補完計画(全世界催眠)
・最終戦の歌めっちゃいい…
・最後の艦長の格好…
・スタッフロール中に作中の映像流す+100点
おかげでだいたいわかりました。24話分を2時間にまとめてくれているのだから、これ以上に短くまとめてしまうと最早何のことかわからなくなってしまうでしょうし、これ以上は無いのだと思います。
結論としては、何某かの感情を揺さぶる程の質量を伴わなかったため、TVアニメ24話見た方が良かったのかなという気持ちになりました。
●劇場短編マクロスF~時の迷宮~
映画館に行ってまず見ることになります。同時上映です。順番はマクロスFが先です。見に行くまで逆順であると勘違いをしていました。
失念しては、いなかったですけど。こちらについてはあまり前準備はできていませんでした。
マクロスFはかつてTVアニメを見てはいましたけど内容はあまり覚えていません。
ただ、この劇場短編はTVアニメ時空のマクロスFではなく、劇場版マクロスFの前編「劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜」、完結編「劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜」のその後を描いた作品にあたるようなのです。ですのでTV版はキャラを知る上では有効ですが、今回は関係ありません。
自分については前編は見ていましたけど完結編は見ていないまま現在に至ってしまった、というのが実情です。この映画を見る資格はありませんでした。
ですが、これについては「完結編のラストは、アルトは時空の狭間に消えて消息不明。シェリルは眠り続けている」という夢も希望も無い事前情報が得られたおかげで、ほぼほぼ問題なく楽しく視聴出来ました。
以下、視聴後のメモ。(映画館でスマホ取り出していたわけではありませんので)
・ライブ中のランカ、突然腹パンみたいなの食らっててわらった。しかも誰も気にしてないのどういうことなの。子宮光ってたけど、あの位置の痛み、つわりかと思わないの。ファンは妊娠疑ったりしないの。
・お供物、わらってしまう。パチンコやってると、ランカが保留置きまくっているようにしか見えない。アツそう。
・危険構わず、指示も無視してとにかく走り出してしまう女の子が苦手。それがランカなのね
・映画館を使った作品の顔をした「ミュージカル」というか、「PV」かな。マクロスってこういう作品だったっけ。
・歌、とにかくめっちゃ良い……
・裸のアルトくんでわらってしまう
・ランカ視点なので、アルトくんにトキメク為のPVだ。ヒロインにされてしまう。
・ランカの妄想の映像、第三者に見られてるの可哀想すぎる
・劇場版マクロスFって、シェリルがメインルートなんだよね? 回想のシェリルとアルトの別れも、めちゃくちゃシェリルさんヒロインしてたけど…。
その上で、今回のランカは歌いながらアルトへの恋を思い返していたけど、負けヒロイン(定かではない?)が、好きだった人(アルト)とそのヒロイン(シェリル)の2人を甦らせようとするのは、一体どういう心境なの?
これってめちゃくちゃ残酷じゃない?
それでも大切なものが帰ってきて欲しい、という事だろうけど。
でも俺、怖いよ。ランカが。
そしてそういうの、本当に大好きだよ。
ありがとうございました。
・遺跡の力を借りたランカちゃんの妄想の中で、ランカは再びシェリルとデュエットをして、シェリルとアルトの二人(シェリルさんのアルトを求める表情含め)が見られて良かったねランカちゃん……、推しの二人を愛しむ女オタ感もあったよ……(ランカは恋心を捨ててなさそうだけど)
・「示唆」で終わったから、まだまだ今後もやりたいのかもね。マクロスF
です。でした。
ぶっちゃけ、ランカの心境はヤバイのでは?という思考に行きついた時がピークでした。大好きです。
ちゃんと見てないと思うので、素人視点です。
お許しを。
●劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!
こちらも上記同様に、感想張り付けるくらいなのですが、やはりなんというか、良い感想(褒める)を並べられそうにありません。
要は、TVアニメを24話見てないので思い入れ(チャージ)が少なく、深いカタルシスが起こらなかったというところがあります。
ですので、褒めはしませんが、自分的に「どうであれば好きであったか」という好みは挙げられそうなので、それをします。
つまり、全くの無関心という位置付けではありません。
大目に見てほしいです。
・村にて、結婚原因の家出ならその辺の顛末(どう終わったのか、終わってないのか)とか教えてほしかった。
・マキナ・中島、サイン一つ一つにキスするのしんどすぎる。しかも雑誌?の紙が唇に吸い付いてるくらいの若干汚いくらいのキス。ウッてなる。そこも含めて、かわいい、すき。すき。
・美雲、ソーダ飲んだ時の反応もっと欲しかった、しゃっくり? 酒入ってる? 酔うのかどうなのか、も分からなかった。
・敵が強過ぎる。これくらい絶望的なの良いね。でも終盤の逆転までずっっとコテンパンだったね。やり過ぎ感あるね。それくらいで良いんだけど。
・でもそれにしても味方、被弾しまくるけどビックリするくらい全然誰も死んでない。
・マクロス7の天才さん、全然存じ上げないけど好き。いけないボーダーライン好きなんだけど、そこもめちゃくちゃ良かった。
・巨大ピッコロさん、信号キャッチの仕方が遠隔バイブ鳴らされてるみたいに突然「おほぉ❤️んほぉ❤️」と喘ぎ出してて、笑いどころか迷った。(実は笑った)
・ミラージュ・ファリーナ・ジーナス、「私も好きだったけど、フレイアの好きとは違う」みたいな位置付けにしてたけどそれでいいのか。それは嘘かもしれないけど、やっぱりメインヒロインじゃないだけあって(恋愛的に重要じゃない)か、本人の葛藤とかも少なくて、よくわからなかった。とりあえずの風呂敷たたみ、みたいな印象を受けた。
・ワルキューレさん、すぐ歌うのやめる。せめて、ずっと歌ってて欲しい。流れてなくてもいいから歌ってる感出してて欲しかった。
と思ったら、終盤はメドレー入って、ちゃんとずっと歌ってたけど、最初から頑張ってて欲しい。
・闇キューレ。
人工知能さんが、1人より5人の方が強いと学習して、5人にしたのはわかる。でも序盤は別にワルキューレ5人で歌っててもそこまで押し切れて無かった。コテンパンだった。敵は5人にならなくても全然余裕そうだった。だから一回敵が負けかけて、それから学習して闇キューれになるとかならわかるけど…。よくわからなかった。
敵が盗んだ細胞も星の歌い手なら、美雲も同レベルのハズだけど、美雲が比較的空気だった気がする。フレイアメインの話だから仕方ないけど、美雲よりフレイアの方が強いって事に、そこまで説得力あったかな。でも、星の歌い手のクローンだぞ?
恐らく、美雲よりも、命削って歌ってるフレイアの方がパワーあったという話だとは思う。(ホントに?? 恋?? の気持ちの強さ??)
だから、闇キューレもフレイアを軸にしたから、終盤はフレイアそのものに近くなって、その結果フレイアを(心まで?)トレースし過ぎて味方側になり、結果として敵勢力が弱まったのもわかる。(敵も美雲よりもフレイアのパワーが強いと思ったのか?? ホントに??)
でも、それならそれで、終盤の逆転の際には
「バカな…!? 闇キューレの力が弱まっている…!? 何故だ? 何がおかしい? 何が足りない? ………まさか、学習の結果、”相手の歌い手そのもの”になったとでも言うのか!?」
みたいな説明欲しかった。なんとなく流れでそれはわかるけど、そうじゃなくて、個人的にそういう風に説明とか演出してもらった方が、盛り上がると思うし、その方が好みだった。
そういう説明に時間を割いてなかったので、敵は終始余裕の姿勢を崩してなかったように見えた。
なのに、でも突然に「細胞奪って逃げるか…」とか言い出すし、そしてそんなもん敵の隣で堂々と言うから(言葉にしては言ってないのか…?)速攻で撃ち殺されてしまっていて、非常に困惑する。
よくわからなくて、マクロス7の天才さんが出てきたのにビビッて負けを恐れたようにも見えた。
敵勢力はあまり押し負けてる感が無かったので、追い詰められてもないのに突然負けムーブを始めたように見えて非常に困惑した。(撃ち殺されたひとが機械仕掛けなのもよくわかってない)
・味方の戦う目的は守るべきものである、ウィンダミアの奪還だった。それに加えて、敵の目的を阻む事もあった訳だけど、その敵の目的、潰すべき始まりの戦艦?が、よくわからなかった。あんまり本筋に絡んでこなかったし。あんまり実感(共感)が湧かなかった。設定だけの守るものという形だけを感じた。
・死ぬの怖がってるフレイアに、「リンゴの木を育てよう。何十年先も」って言うの、考えて発言した様な意味ありげにも見えたけど、アレは本当にデリカシーのない発言だったのか…?
その後に、風呂上がりのカナメの所に相談に行くところは謎(ワルキューレのリーダーではあるけど…、今までも度々そういう動きをしていたの…?)。確かに、相談相手の選び方は、割とデリカシーは無かった。
・歌うなって言われたフレイアに対して、美雲は完全に殺しに行くムーブ(素直な気持ち。普段から気持ちを前に出さない美雲の貴重な素顔、本音、歩み寄りだとは思う)をしてて笑った。
・フレイア死んじゃう時の重みはTVアニメ見た方が重みあったんだろうね。最後のポエムの掛け合いは、ちょっと俺には合わなかった。
・敵艦長、無敵の人(失うものが無い)で、最強。
・スタッフロールで、出会いからの場面の映像流すのは素晴らしい。
・身体は美雲に近い、精神はフレイアに近い? 子供と生きるその後は、なるほどなという感じ。2人の子供という訳でも無いけど、そういうのもあるのかという感じ。でもそれで本当に良いの?という疑問は残る。というか、、星の歌い手のクローンを主人公が所持していていいの…?
多分、将来の見た目は闇キューレのフレイアみたいな感じになるんだろうけど、ルンがあって、なら、寿命はウィンダミア人と同じになるの?
・マクロスΔという形ではないけれど、続編は出来そうな気がする。あるいは、今後の他のマクロス作品での登場とか。
です。
疑問に思った事とか、納得いかなかったところ多めです。
中でも一番許せなかった(正確には、自分の好みに合わなかった)のが、形勢逆転の展開の仕方です。
考える事はあったので、そこそこ楽しめたんじゃないかと思います。
コーラを飲ませていただきたい。コカの。