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TGは単純な問題ではない

先日記事にも取り上げたプロセカの「25時、ナイトコードで」にはトランスジェンダー(TG)と思われるキャラクターもいる。いわゆる男の娘という概念に近い。それが暁山瑞希|《あきやまみずき 》というキャラクターだ。

瑞希のキャラクターページにおいて、性別欄は「?」であり、メインストーリーでも「よく見ないとどっちか分からない」「何故そんな恰好をしているのか」「普通の格好をしてくればごちゃごちゃ言われなくて済むのに…」というやりとりがなされている。

だが、TGは我慢して決められた格好をすることに、酷く違和感を覚えてしまうものだ。瑞希であれば、男らしい服を着ること、ズボンを履くことに違和感や嫌悪感がある。逆に性自認が男なのに女性の身体の人であれば、スカートを履いたり、ピンク色に違和感や嫌悪感がある人もいるということだ。

音大生時代、TGでは無いものの、スカートを履くのが嫌という友人がいた。本来ステージ衣装は黒の上下で楽器のパートで下はズボンかスカートと決められていたが、その友人はスカートにも見えるズボンを着てしのいでいた。

結局のところ、その嫌悪感は本人にしか分からない。あまりにも強い嫌悪感で精神を病んでしまうこともある。人の好きも嫌いもあまり強く否定するものではないのだろう。


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