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専門学校良し悪し

ものすごく引き伸ばした画像。大阪のいつもお世話になっている高校さんが載せてくれていた画像です。公演中の僕。

花岡です。

今日は専門学校の良し悪しをこのnoteでまとめたいと思います。

少し、僕の事を。

僕も専門学校の卒業生で、在学中にうまいことよしもとのプレステージというオーディションに受からせてもらい、そこからよしもとのお笑いモンスターに食らいつくため頑張りましたが結果ボッコボコに負けました。プロの現場では専門学校ではまったく教えてくれなかった事ばかりで、役立ったのはMCくらいで、MCやるなんてよしもと入ってから物凄く時間がかかった事で即役立つ!なんてことはなかったので、僕は歳を重ねてから専門学校に講師として戻り、僕が在学中に教えてくれなかった、教えてほしかったことをメインで話たり実技する授業をやってました。


そんな僕が今回お伝えするのはタイトル通り専門学校の良し悪しについてです。完全に僕の個人的な意見ですので、あしからず。

まず初めに僕は専門学校全然アリやと思う派です。

アリかナシかからなの!?

とか思うかもしれませんが結局その二つから始まります。結論からいうと

専門学校は専門的な事を学べる天国だが、中途半端な気持ちで入ると地獄


これにつきます。「勉強して大学に進学するのめんどくさい~、んじゃ入学するハードル低いし専門学校でいいや~」って人、辞めといてください。


僕はどっちかと言うとやる気満々タイプの学生だったと思います。だからまったく苦じゃなかったし、今でも行ってよかったなって思えます。

人それぞれ感じ方が変わってくる場所でしょう。まぁそれはどこでもそうでしょうが。


もう少し細かく僕が感じた専門学校の良いところ悪いところです。

良いところ

①専門的な分野が短期間で学べる

②同じ夢を志す人ばかりで、情報交換などもたやすい

③先生が基本的に優しい

悪いところ

①専門的な分野の事しか勉強出来ないのでやる気がなくなったら地獄

②生徒の能力のバラつきが大きい場合は低い方に合わせることが多い

③先生が基本的に優しい


3つ縛りだとこんな感じです。細かく説明していきます。


良いところ①専門的な分野が短期間で学べる

これは専門学校、文字通り専門の学校なので基本的にはどこでもそうでしょう。今は英語の授業を取り入れなくてはならない、みたいなルールもあるみたいですが基本カリキュラムでいえば専門的授業ばっかりです。即戦力を育てるため実戦形式の学校も多くやりがいはあるでしょう。

良いところ②同じ夢を志す人ばかりで、情報交換などもたやすい

僕はお笑い芸人を目指すために徳島から大阪へ出ていきまして徳島の田舎にはお笑い芸人を目指す友人など一人もおらず漫才もやったことなかったし、人前でやったことあるのはバンド活動くらいなものだったので不安だらけでしたが、専門学校に入るとそうではありません。

周りは同じ夢を志す人ばかりなので、悩みや人の想いを聞くことによってモチベーションはあがります。知らなかったことも友達なら知っているというケースも多いです。プレステージの情報なんかも同級生から聞いたはず。一緒に切磋琢磨できる仲間が出来るってところはいい点でしょう。

ただ、なぁなぁにもなりやすいので注意。

良いところ③先生が基本的に優しい。

基本怒る事ってほぼないんじゃないでしょうかね?僕はイキっていたので初日に落語家の先生にボコボコに怒られましたけど。

イキってたというか『前を歩くな!』みたいなことで怒られた記憶がありますが。

基本的に優しいです。しっかり教えてくれるとおもいます。


続きまして悪いところに行きましょう

悪いところ①専門的な分野の事しか勉強出来ないのでやる気がなくなったら地獄

これは一番きついところじゃないでしょうかね?周りにやる気満々な人がそこそこ多いです。そこのギャップにまずついていけません。そしてやる気満々な人の邪魔にもなります。授業時間は限られていて、専門学校は基本的には実践方式の学校も多いと思います。即戦力を育てるための学校ですのでね。本来は。なので授業中はやる気満々な子が発言するし、僕が講師ならやる気満々な子を伸ばしたい。なので『とりあえず』で選んじゃった人はどんどん置いていかれます。そして、コミュニケーションもとれず死んでいく。そんな人らがめっちゃいました。なので適当な気持ちでは入らない方がいい場所です。

悪いところ②生徒の能力のバラつきが大きい場合は低い方に合わせることが多い

①で説明したところの補足ですが、やる気満々の人ではなく、現実はやる気のない人にやる気をださせるような時間もぼちぼちあったりします。基本的に学校ですので、辞めさせないようについてこれない人が居ればそこに合わせてる授業が多いんではないでしょうかね。なので、高校生の時からやってたって人はちょっとしんどいところもあるかも。もう知ってるし!とかね。そして最近では英語の授業なんかもあって、高校生の頃は周りの友達もほぼほぼ同じくらいの偏差値なので授業で極端に分からなくなったりはしませんが、専門学校は学力的にはさまざまな子がいますので分からない子に合わせるってなると、高校生の頃しっかり勉強してた子からしたら地獄です。笑

悪いところ③先生が基本的に優しい

これはいいところでもあり、悪いところでもありますよね。

叱られないとなかなか人間って成長出来ないと思います。

自分は褒められて伸びるタイプなんで!って言う人多いと思います。僕もそうでしたし、今でもそうだと思っているんですが、これってわりかし怒られたくないだけの甘えたちゃんなんですよね。で、僕が思う専門学校生はそのタイプまぁまぁ多いと思っているので(笑)先生が怒る事は基本的にありません。ってか辞められたら印象悪いですからね。

だから基本的に優しすぎるんです。



と、良いところ悪いところを3つずつ上げてみましたが、専門学校に通っていたことがある皆さんなら納得してもらえるんではないでしょうか!?

色々書いてきましたが僕は専門学校という学校は基本的にありです。てか自分次第です。学校は最大のフォローをしてくれます。

各業界と太めのパイプでつながっているというオープンキャンパスや学校説明会で聞くこのワードは嘘ではないですし、実際専門学校で学んでいる人たち、クラスの中で1、2番に目立てる子は100%で就職出来ます。就職者0人っていう学校は多分ないんじゃないかなぁ。あったら相当やばいですし、絶対行かない方がいいですが、自分で調べて、教務の先生に質問して、就職し出来た人が何人いるかを聞いてみて下さい。嘘つくことなく答えてくれます。


とにかく、専門学校を『学校』と思わず『職場』のつもりでとにかく勉強しっかり頑張り、目立つ存在になれれば、余裕だと思います。



ただ!!俳優や歌手などエンタメ系の学校に関しては別!です!!専門学校で1番目立ってたから売れるってわけでは絶対にないです。

その辺の記事はまた明日にでも書きますね。


花岡ショー

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