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あこがれ

あこがれ 1905 (明治38)
石川啄木いしかわたくぼく 1886〜1912

特選名著復刻全集 近代文学館

石川啄木 19歳。はじめての詩集。
透け感のある表紙カバーにもイラストが描かれています。

与謝野鉄幹主宰の文芸誌「明星」に応募し注目される。

序詩(はじめに)、文学士の上田敏

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尾崎行雄(東京市長)への献辞。
故郷の山河(岩手県)に捧ぐ。
まだ二十歳になっていない才能あふれる啄木。

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70ほどの多彩な詩。19歳でこんなに書いていたなんて😮

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「マカロフ提督追悼の詩」。日露戦争の敵将に向けての哀悼を書いています。当時の日本の国粋主義とはちょっと違う感覚だったようです。

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「アカシヤの陰」ふるさとへの愛着と外国の情景

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あとがき、与謝野鉄幹。
発行所、小田島書房。

1910年の「一握の砂」で名声を得た二年後に結核で26歳という若さで亡くなっています。

*同郷(盛岡)の友人に金田一京助。

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北海道に住んでいた啄木。まんがの「ゴールデンカムイ」に登場しているそうですが・・これからアマプラで視聴するので確認できたらこちらにて追記します。

追記(2022.9.12):途中でギブアップ。視聴をやめてしまいました。🙇


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