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第8回 宮戸川

前回、。(まる)のイラスト、かわいかったですね。
大人は子供と比べて知識や経験が豊富で、社会で生きていくための様々な技術や能力を多く持っているけど、子供にしかできないことがあるんだなぁ、と改めて思いました。また、何かができることは大事だけど、何かをどのような姿勢でやるかには心を動かされるものがある!、とも思いました。

次回の。(まる)のイラストは、26日(木)に公開予定です。

今回の伝言ゲームのテーマは桂竹千代さんの「宮戸川」です。
このお話はとってもキュートな女性、お花ちゃんの登場するお噺。  
moguも。も大好きなnoterさんのさや香さんがお花ちゃんの魅力をとっても素敵に紹介してくれています!ぜひこちらの記事を楽しんで下さい♬
(2020年9月から放送のテレビドラマと古典落語を自然に並べる仕業が人並みではありません!)


○落語会
芸協カデンツァ定期公演 (ネットで同時配信有。)
会場:ミュージック テイト

会場は20人も入れば満席です。現在はご時世もあって満席になることが少ないですが、高座と演者さんを近くで楽しむことのできる素敵な会場です♪
一目、昭和感溢れる席亭も、実は優しくおちゃめなおじさまです☆

○演者、演目
瀧川鯉白 六尺棒
笑福亭希光 癪の合薬
瀧川鯉津 薬売りの薬指(新作落語)
桂竹千代 宮戸川

○ゲームのテーマ
桂竹千代 宮戸川

実はこのお噺、お花ちゃんのほかにももう一人キュートな女性(半七の叔母さん)が登場します。そして、この叔母さんの存在がよりお花ちゃんの魅力をさらに高めてくれていると感じます。

叔母さんは人生経験が豊富なので、お花ちゃんのように若い女性の瑞々しさもかわいさもありません。一方、旦那である叔父さんに甘えたり、彼らが若かった頃のときめきを思い出したり、叔母さんは歳を重ねても女性らしい感覚を持っているとってもキュートな女性です。

竹千代さんのお噺はこの2人の女性のコントラストが見事で、お花ちゃんと半七の艶っぽいやりとりが、意味深で色っぽく、素敵な高座でした。

〇まとめ
・落語は古く固い物語が多いと思われる方も多いと思いますが、艶っぽい恋愛のお噺もありますよ☆!
・竹千代さんの若い女性と歳を重ねた女性の異なるキュートさは必見です!


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