第4回 のめる
前回、「初音の鼓」のイラスト!
ご覧になりました?
。(まる)の世界観が全開!
僕(mogu)の感じた落語会のあったかい雰囲気、遊子さんのコミカルさとリズム感を、。(まる)の素敵な思い出や経験を重ねて明るいイラストで表現してもらいました!
見ていて気持ちの明るくなるイラスト、
とても素敵でした♬
さて、今回のゲームのテーマは、『渋谷らくご』で柳亭小痴楽師匠が演じた「のめる」です。
実は今回、
友人と参加した落語会だったということで、
友人にも伝言ゲームに参加してもらいました♬
友人の感想
↓
僕の文章
↓
。のイラスト
のカタチでゲームを進めています。
(いつものゲームの進行はこちら)
友人(30代、男性)は、今回が落語を観に行く初めての経験でした。
(↑映像の視聴経験もほぼない。)
なお、お楽しみ。(まる)のイラストは29日(木)に投稿予定です。
みなさんならどんな景色を思い浮かべるのか?
想像、空想、妄想を楽しみながらお待ち下さい(^^)
○落語会
渋谷らくご
会場:ユーロスペース内 KINOHAUS 2F
とてもおしゃれな会場。
映画館として使用される施設を、落語会仕様にマイナーチェンジしている模様。
○演者、演目
・立川寸志 幽女買い
・入船亭扇里 秋刀魚火事/開帳の雪隠
・柳亭小痴楽 のめる
・蜃気楼龍玉 夢金
○ゲームのテーマとした演者、演目
柳亭小痴楽 のめる
----- 高座の感想 -----
〈登壇 マクラ〉
登場の瞬間から師匠の雰囲気に昂まる期待!
マクラ???での軽妙なトーク!
うかつな発言!ひととなり!
…etc
師匠の話、表情、仕草の全てが、
楽しく、同時に次の展開を期待してしまう♬
〈本編〉
噺の序盤、大家さんがハチに知恵を授ける場面、
既に師匠その人がハチに見える。
大家さんに対して、ぞんざいな口調のハチ。
大家さんの話を理解できず、首を傾げ、黒目を大きくして大家さんを覗き込むハチ。
話に得心して、駆け出すハチ。
短気でうかつ、反面、素直で愛らしい。
マクラでの師匠の雰囲気そのままのハチ。
演じているのか?素なのか?
ともかく、
「ハチをもっと知りたい!」
「ハチのこの後の行動が知りたい!」
「この物語の先が知りたい!」
の欲求に駆られる。
そう思ったその時、場面は切り替わっている。
(絶妙のタイミング!)
全編この調子で、瞬間瞬間が楽しく、同時に次の展開を期待してしまう。
時間を忘れ、笑い、物語を追いかけた後には、表現のしようのない充実が、全身を満たしていた。
師匠の魅力、演じられるハチの魅力に惹き込まれ、師匠が高座を降りて、始めて自分が噺の世界に引きずり込まれていたことに気づいた。
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○友人のツボ
(小痴楽師匠の高座)
・小痴楽師匠、その人。
・大家さんの話になかなか要領を得ないハチ。
(その他)
・龍玉師匠の高座にも大変魅力や迫力を感じた。でも、あまりに類似の経験がないため、表現ができなかった。
○僕のツボ
・友人が生の落語を楽しんでくれたこと。
・友人にお目当ての落語家さんができたこと。
・落語のおもしろおかしさだけでなく、聴かせる演者や噺そのものの魅力について、友人にフックができたこと。
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