席替えで絶望した話
どうもこんにちは、ハナマサです。
中学生のときの黒歴史というテーマでいろいろ書いていこうということで、今回は中学1年生のときの席替えについてのお話です。
端的に言うならば、席替えが「くじ引き」じゃなかったことに激しい怒りを覚えました。そして学校というものに絶望しました。
席替えごときで絶望だとか大げさだと笑うかもしれませんが、この日を堺に教師というものに不信感を抱くようになりました。なんなら冷戦状態になりました。
当時の私にはそれくらい衝撃的だった事件です。
席替えと言えば?
みなさまは、席替えと言ったらどんな方法を思い浮かべるでしょうか?
私は「くじ引き」の一択です。
百歩譲ってじゃんけんで勝った者から好きな席を取っていい、とかでもいいです。
でもそれで自分が最初に勝って周りに誰も寄って来なかったら悲しくないですか?
だからくじ引きの一択なのです。
各班における男女の割合が均等になるようにする程度の調整は認めますが、基本的には公平性とランダム性はあるべきです。
少なくとも、公平性は絶対保たなくてはならないです。
神聖な席替えに誰かの手を介在させてはならないのです。
問題の席替えの方法
それは中学一年生で初めての席替えでした。
その席替えがどんな方法だったのかと言うと
みんなで班長6人を選出し、その班長たちが話し合いをして座席表を決める
というものでした。
これをすれば仲のいい男子が偏って授業中にうるさくなることもないし、勉強できない人の近くにできる人を置けばサポートしてくれるかもしれないし、班長の資質を持つ6人が話し合って決めるんだから高確率でバランスの良い座席になるという合理的なシステムです。
つまり、クソくらえということです。
オイオイオイオイ待ってくれ待ってくれ、そんなのありか?なしだろう?
席替えってーのはランダムだから楽しいんじゃねえか。俺がギャンブル狂いだから言うわけじゃねえんだよ。中学生の席替えにおいてはどんな男にだって美女の隣に座るチャンスはある、そうだろう?
清潔感があるだとか、顔が良いだとか、聞き上手だとか、余裕があるだとか、金を持ってるだとか、博打をやらないだとか、長男じゃないだとか、そんなハードルを乗り越えなきゃいけないのは大人になってからで十分なんだよ。だいたい長男に生まれたら仕方ないじゃねえか!
と、中学生ながらにそんな理不尽なことがあって良いのかと憤りを覚えたものです。
本気で引っかかりを覚えた部分は
・くじ引きの方が絶対に楽しいのに意味がわからない
・自分が今仲良くしてる男子たちと確実に引き離される
・班長6人が自分と仲の良い人間を近くに置かないわけがない
・そもそも班長6人は中学生になったばかりの我々の人間関係を掌握出来ているのか?
といったところです。
抗議してみた**
だから抗議しました。ホームルームだとかそんなやつで。
私「このやり方はおかしいです。公平じゃないです。班長たちは私利私欲を捨てて自分たちの都合の良い席にしないと言えますか?そもそも班長たちは出会って半年も経たない僕らのことをちゃんと把握してるんですか?本当に一番良いクラスに出来ますか?」
担任「だったらお前が班長になって席を決めればいいんじゃないのか?」
私「この方法自体がおかしいと言ってるんです。僕に班長としての資質はありませんし、そんな人は6人もいないと思ってます。だからくじ引きで良いんじゃないk」
担任「おい、そろそろ黙れ」
私「」
思ってる内はまだしも・・・・
それを口にしたら・・・
戦争だろうがっ・・・・!
この瞬間に心のデスノートにこいつの名前を書き込みました。
学校というものにも絶望しました。
大仰にも「先生」などと名乗るなら、せめて中学生のクソガキくらい諭してほしかったものです。
終わりに
この後の顛末ですが、しょうもない間接民主主義で席替えは決行されました。どんな席だったかは忘れちゃいましたけど、忘れちゃうくらいなので可もなく不可もなくな味気ない席だったということです。
あれだけ騒いだのだから、よっぽど酷いことには出来ないなと班長たちも身構えたのかもしれません。そう考えればプレッシャーをかけた価値はあったのかもしれません。
そして授業中は変わらず騒がしいクラスでした。うるさい奴はどこの席に置いてもうるさいからです。
かくして私は中学生にしてレジスンタスになりました。
その日々の全てが黒歴史です。
それらの話はまたいずれ。
ここまでお読みいただきありがうございました!それでは!
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