はなぽん

1980年生まれ 東京在住

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向陵稲荷坂-標高22m(東京都JR西日暮里駅)

東大合格者数No.1の難関開成高校の隣に祀られている向陵稲荷神社。江戸初期に下の佐竹氏の敷地内に創建され、大正時代に今の場所に移されたそう。こじんまりとして可愛いお稲荷さんですよ。猫にも会えます。その神社の名前をとった稲荷坂。坂道が名付けられ、立派な看板があるなんて素敵。先日投稿した富士見坂もそうでしたが、適度な幅で緩やかな勾配、手入れされた樹木が暗くならない程度に茂る坂道は安心してお散歩できるので愛されてますね。

    • 崖の魅了を探っていく。スタートは道灌山(標高20m)

      東京は上野から日暮里・王子を過ぎ赤羽に至る線路の片側はずっと崖です。日暮里駅を降りると線路沿いの絶壁上に寺や卒塔婆が並ぶ不思議な景色が見られます。 ここは海食崖といって縄文時代に海の波が押し寄せ大地を削ったところなのです。つまり線路のある平野部は海でした。 この日暮里崖線と呼ばれる線路沿いの長い崖は、武蔵野台地の東端部。その最も高くなっている場所が道灌山と呼ばれ、遠く富士山や筑波山を望む景勝地として有名でした。その山を大胆にも切り通し道を作ったのが太田道灌と言われています。室

      • 富士見坂(東京都荒川区西日暮里)-標高20m

        自宅は標高1mの低地ですので、高い土地に憧れを持っています。 高地でなく、散歩程度でちょっと見晴らしが良くなる程度の高さが理想的なのは江戸時代の人々も同じであったよう。このあたりはかつて道灌山(どうかんやま)と呼ばれた景勝地で、多くの人が訪れていたそうです。 じめじめとし窮屈な人混みを抜け出して非日常を味わっていたのでしょうか。 富士見坂では今は富士山は見えませんが、外灯や掲示されている写真からいかに地元の方に愛され続けているかが分かります。 車の通れないほどの細い素朴な通り

      向陵稲荷坂-標高22m(東京都JR西日暮里駅)