働くことについて4

 これでいうと自分の今の立ち位置は「DL」に近くて、「IC」を何人か育てることが試されているフェーズに入っているのだと思う。一方で「CL」に片足を突っ込みつつある時期でもある。
 この「CL」の役割の確度を高めていくのが今後の自分の課題にもなりそうで、例えば「やりたいこと」と「やるべきこと」の区分けがうまくできない。改革とは言っても失敗が許容されるわけではなく、その結果がトータルでプラスにならなければいかんのだけど、自分の場合は油断すると「やりたいこと」が優先されてしまい、コストばっかりかけちゃって成果何も残らないマンになってしまう。「やるべきこと」が何かを見つけ出す経験はいくつかしてはきていているが如何せん時間がかかるので、そこに辿り着くまでの工数をもう少し減らしたいところではある。そのために、外部リソースをどう使うか、「第三者の目」を入れるか、というところなのだとは思う。

 「モデリングがない状態で解脱だけした人がServantを気取る違和感」というのも本当にその通りだと思っていて、自分が「コンサル」と呼ばれる人たちに持っている違和感の正体というのは恐らくそこにある。「で、お前は何をしてきたの?」ということである。「『事象』と『解釈』」の話も面白かったしその通りだと思った。形骸的にうわべだけなぞってもなんの意味もなく、その行為の目的が何だったのかを分析することが大事。

 「ワークマネジメントへの偏重」は本当にそう、形ばっかり整えてしまったって何の意味もない。そういう意味では成長への渇望にある程度自分で辿り着いてもらうための時間と、そう感じさせてくれるだけの組織が必要。この「組織」を体現するのが今年の自分の役割だったが、なんとか無事にやりきれそうなので、次年度は体系化を進めていくことができそう。

 もうちょっと具体的な話が聞きたいなと思うのだが、そこから先は対価が必要ということになるのだと思う。Youtube<書籍<コンサルという感じで、対価の量と内容の質が比例していく感じ。Youtubeだけだと何か得られるようで案外何も得られない。この動画で言えば、「ひょっとしたら自分/組織はこうかもな」という気づきは得られるけど、それはあくまで気づきでしかなく、行動、その先の成果まで辿り着くための確実性を高めていくためにはそれ相応の対価が必要というところだろう。気付き、考え、行動し、成果が出るというフェーズの変遷。

 「地に足をつける」ということが語られ続けるが、そこにこそ真理がある。ゴールがあると感じたところで終わりで、そうではなくて、絶えず変化をし続けていく必要がある。そして絶対的な正解はなく、どんな方法論もその組織組織に最適化させなければ使い物にはならないし、最適化のためには自分の組織をちゃんと見渡さなければいけない。足を使って。
 この泥臭さだったり、「変化」を自分で探し求め続けていけるのかどうか?というところだったり、というのが核心にありそう。そのために必要な要素は何なのかも考えてみたいところ。

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