見出し画像

『北海道キャンプ場&コテージガイド2024-25』(北海道新聞社)が発売に!

北海道のキャンプ場とコテージを紹介する今年のガイドブック『北海道キャンプ場&コテージガイド2024-25』(北海道新聞社)が発売になる。著者はわたし。2024年度版は、あたらしい施設40カ所ほどを加え、全部で304カ所を収録した。北海道で利用できるキャンプ場のうち、実に8割ほどの施設を実際に訪問し、取材・掲載している。

今年の表紙は支笏湖・モラップ

今年度版は、仕事仲間であるアウトドアライターのタカマツミキさんに手伝ってもらった。タカマツさんには主に新設のキャンプ場を担当していただいた。なので、紙面的には女性キャンパーの視点が盛り込まれている。このあたりも着目してお読みいただきたい。

加えて、全ページ数は336ページと、昨年度版と同じボリュームにしてある。価格は税込み1,980円と、これまた昨年と同じ。昨今の原材料や印刷費の高騰はなんとか吸収して発行することができた(ここは版元の判断なので、著者のわたしがとやかく言える分野ではないのだが)。

基本は見開き2ページで1施設を紹介

取材で回った2023年度という年は、キャンプ業界では大きな転換年でもあった。GW明けに新型コロナウィルスが5類に移行したことから、いわゆる「コロナ明け」となり、それまでの異常なほどのキャンプブームが沈静化した。「ブームは終わったのか?!」といった報道記事も散見されたが、実はそんなことはなかった。「過去、最高の集客数を達成した」というキャンプ場や「念願の1万人を超えた」と明かす施設もあったのだ。

こうした市場の大きな変化を受けて、各施設は値上げするところや、逆に値下げするところと、価格面でも変更を余儀なくされたところが多かった。加えて、ブームの影響下により、予約方法が大きく変わった施設も目についた。

このような利用データの変更を、全施設に問い合わせてアップデートしたのが本書となっている。もちろん、締め切りまでに間に合わなかった変更点も一部あるものの、おおむね、最新の情報になっている。

1ページでの紹介施設や、1/6枠での紹介もある

本の中では表現していないこともある。それは、今年度から営業しない、つまり、閉鎖となった施設である。そのひとつが、天売島にあった唯一のキャンプ場「天売島キャンプ場」だ。大変残念だが、今後は、焼尻島のキャンプ施設で2つの島を堪能するしかない。

奥付

北海道のキャンプ場の最新情報を収録した『北海道キャンプ場&コテージガイド2024-25』。ぜひ、お手にとっていただき、あなたのキャンプライフにお役だちできれば、うれしい限りである。

アマゾンサイト『北海道キャンプ場&コテージガイド』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?