できる事とできない事


できること と できないこと

紙一重だと私は思っている。

長男は小学生のころは登校下校の通りすがりのあいさつがなかなか出来なかった

「おはよう」

ご近所の方から声掛けされるとその場でピタリと止まり立ち尽くす

それで遅刻…(;^ω^)

本人には悪気はない

頭の中で混乱が起きているのだ

歩くこと、学校に行くことが目的

それに集中して歩いているために挨拶してくれた人の存在に気づかない
どこから聞こえてきたのか分からない
まずそれが何の声なのかわからない
だから立ち止まって考えてしまう

長男と一緒に登校で歩いていてその特性に気付いた


だから「おはよう」と声かけられたら「おはようございます!」と言うように教えた

とにかく「おはよう」が聞こえたら「おはようございます!」と教えた(笑)


最初はすんごく変な返事だった

どこを見てるのか分からない

通りすがりのご近所の人たちは変わらず「おはよう」と声掛けてくれる

そしたらものすごく驚いて目を見開いて身体を硬直させながら「おはようございますーー!」って(OvO)!!

思わず笑ってしまった


でも長男はそれで人がいることに気付いた

そこから「おはよう」と声掛けらたら

自然に「おはようございます!」と笑顔で返せるようになった

出来ないことは大人でもたくさんある

でも出来るようになるきっかけはほんの些細なこと

長男は人がいると言うことに気づけたから挨拶が出来るようになった


出来ることと出来ないことは紙一重だと実感する忘れられない出来事だった





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