2017/11/13

10時過ぎ起床。二度寝かましたら11時になっていた。今日は出かける前に役所へ行き何か証明書を取って来なねばならない。顔を洗い、化粧を途中までやり、急いで向かう。役所の昼休憩10分くらい前に到着。申請の仕方がわからず、若干苛つきながらも無事終了。速攻で家に戻り化粧を再開。

12時半頃に家を出る。今日は上手く化粧できた。私の瞼は一重瞼。大学生時代から今年の春くらいまで、化粧するときは付けまつげを必ず装着した。つけまをつけると瞼が持ち上がり、二重になる。すると私の顔面ランクは、普段が『下』だとしたら、つけま装着の化粧後の顔は『中の中』へと一気にランクが上がる(と、信じたい)。いまは、つけまが目に入る事がストレスで装着してないが、地まつ毛をビューラーやマスカラを駆使し、まつ毛をかなり上向きにする事で一時的に二重瞼になっている。「見た目より中身が大事だ」と、世間は、父は言う。が、見た目がそこそこで無いと相手にしてくれないのがテメえら世間だろ。相当な才能が無い限り、見た目あっての中身です、と胸を張って言える。今日の私は可愛い、と自分に言い聞かせ横浜の中華街へ向かった。

目的は媽祖廟という所でおみくじを引く事。私は弱るとパワースポットに頼る、少し危ない女だ。媽祖廟のおみくじは当たる、と聞いて縋り気味にやって来た。スタッフの人に、神様に聞きたい事一つを念じて下さいと言われた。引いたくじの内容が、『好き嫌いをせずに中立を保つ事。せうすれば心が平穏になる』と記載されていた、因みに全体運の事。むむむ〜。今年の頭くらいに魔女に占ってもらった時に「頑固さで損してる」と言われた事に、少し共通してる気が。きっと私は好き嫌いをあまりせず、柔軟な考え方をした方が良いのかも。ま、それが出来てたらかなり上手く世間渡ってるわ。
で。肝心な聞きたい事については、『成功するが、時間かかるかも』との事。何かこんなような事、今年各所で引きまくったおみくじに大体書いてあった。先述の魔女にも「3と6の時に色んなもの回収・花開く」と、言われていた。せっかちな性分故、早く花開いて欲しいがちょっと明るい気分になれたから、それだけで満足。恋愛については『婚姻・縁談は比較的遅くなる』と、書いてあった。

中華街から横浜駅まで歩く。電車賃が200円くらい浮いた。横浜駅から地元最寄り駅に着いたのが17時少し過ぎ。駅から家までチャリで帰る。昼間は凄く晴れていて、歩いていると汗ばんでいた。今日の夕方、というか最近の夕空は、昼間晴れていても夕方には雲が多くなる。日が落ち、薄い青と黒が混じったお空が雲の隙間から見える。

帰宅。母と談笑していたら、兄について話された。内容はちょっと伏せるが、家族にとっては辛いものだった。ある人物が今朝、家に訪ねてきたらしく、そこで母は兄のとある事情を聞いた模様。詳細を知りたいのと家族としての責任で、今朝訪ねてきた人が居るであろう場所へ電話した。電話に出たのは本人では無かったが、上の人が対応してくれ、何度も謝られた。謝罪以前にまず詳細を聞きたかったが、喋り出したら涙が溢れ、自分が話を聞ける状態で無くなってしまった。終始丁寧な対応をして貰い、電話を終えた。母に「もしかしたら話を聞きに行くかもしれない、と言ったら向こうは了承したよ」と言ったら、嫌がられた。大ごとにされたくない母の気持ちは分かる。だって、母親だから。そっとしてほしい、と思うのは当然。でも、こっちが黙っているのは違うし、何があったか知る権利はある。それに兄が外で何をしているか、全部は知り得ないにしても、あまりにも知らな過ぎる事に、無責任さと恥を感じる。

「見たら一発で障害者、って分かればまだ良いよ。でも、あの子の場合は違う。コミュニケーションの取り方も、相手は普通に挨拶したつもりでも、彼にとってはそれが嬉しくてしつこくしちゃうんだよね」

母にひと通り報告して自室に籠る。何となく鏡で自分の顔を見たら、化粧で二重にしていた瞼が、片方だけ一重に戻っている。泣いたせいだ。外から変な音がする。その音は段々大きくなり、雨音である事に気付く。その雨は一度止んだが、また降り出して、さっきより強くなっていた。

#日記 #エッセイ

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