2017/12/31

昨日から年明けた1/3まで父方の祖父母の家に滞在する。

今日は11時くらいに起床。昨晩TVerで『M-1アフター』とYouTubeで二代・三代目J Soul Brothersの動画を鑑賞で夜更かしをした。糞眠かったが父の「墓掃除行くぞ」の声で、秒で着替えカメラを持ち車に乗り込んだ。お婆ちゃんが買い物に行く時、お爺ちゃんが床屋に行く時など誰かが車でどっか行く時に必ず乗車する。お婆ちゃんの買い物も、お爺ちゃんの床屋も別に特別な事ではない。だけど、家にいてもつまらなくて、車でどこかへ行く事自体がイベントみたいになっている。

帰宅して昼食。母に昼飯を聞いたら、知らない、と言った。食器棚近くに介護用のオムツと、よく分かんない食べ物とどん兵衛が複数ある。両親と祖母がカップ麺とどん兵衛の蓋開けて、粉末を入れてる様子が見えた。ちょっとショックだった。母がやかんから湯をカップ麺とどん兵衛に注いでく。何個か湯を入れてる途中で、蓋の上にこぼしてしまい、蓋を抑えてた父の手にかかり、勿論テーブルも濡れてしまった。お湯を入れて3分後、自分のどん兵衛を食べている時に兄も隣で食べ始めた。彼の麺の上に未開封の天ぷらがあり、何も言わず開けている。気付かず準備していた母に怒りにも似た呆れた気持ちを感じた。

午後イチ、給油しに行く、と父と祖母に同行。帰りにマツキヨでお婆ちゃんの腰の薬とお爺ちゃんの口内炎の薬を買って帰宅。夜まで時間が余っている。また家を出、今度は私一人で家近辺を散策。何度も来ていて、写真も今迄撮っているから長時間ウロウロしてもつまらない事は想定している。一頻り周った所でサイゼリヤへ。ミラノ風ドリアとグラスワインをかっ喰らった。

帰宅。紅白の前番組を見たり、風呂入ったりして夕飯の年越しそばを食べた。お婆ちゃんが作った海老天と芋の天ぷらが美味しかった。蕎麦はダマになっていて、ゴム食ってる感触で不味かった。麺が伸びてるのが原因なのか分からないが、こんな不味いのが年内最後の食事かと思うと腹立った。母に何分くらい茹でたのか聞いたら、適当、と返答された。昼間の件もそうだが、此奴が自分の家の嫁だったら絶対に許さない。ムカついてたけど、正直これを見越して、夕方に先述のサイゼで軽く食べていたのだ。

飯後に居間で紅白を鑑賞中。セクゾとX JAPAN、やついさん目当てでひたすら待機。食卓の方から父が祖父に大声出している。「親切ってものが分かんないのか」とか言っていた。

祖父が居間にくる。ボケてしまい、体もしんどいみたいで風呂に入る事が少ない。下の方も漏らす事もあり、小便の臭いが体に染み付いている。だから近くにいると臭い、元々説教じじいだから好きじゃなかったが、もっと近寄りたく無くなった。祖父が居間で自分の座椅子に座り、何か書いたり薬飲んだりしている。暫くすると、口の中が痛いと騒ぎ出した。お婆ちゃんが、今日買い与えた塗り薬はどうしたのかと聞くと、知らないと言うお爺ちゃん。お婆ちゃんは呆れ怒り、次第に辟易していった。そんな事は御構い無しのお爺ちゃんは、薬なんか知らない何処だ、と座椅子から微動だにせず、口だけ動かしている。そこへ父が、てめえが探せよと怒鳴りながら祖父の座椅子を無理やり動かし、お爺ちゃんが「痛い!!!!何すんだ、馬鹿野郎」と叫んだ。薬が見つかり机に置くと、「腰痛くて体動かないのに、痛てえ痛てえと言うお父さんの為にお母さんが買ってんだよ!!!それなのにお母さんにさっきあんな言い方しやがって。ちょっとは人の気持ちとか、親切心とか考えろよ!!!!」父が、お爺ちゃんの耳元で叫んで何処かへ行った。紅白は欅坂の不協和音が流れていた。親子とはいえ、おっかねえな、と祖父は言うが、血が繋がろうがそうで無かろうが、人間は自分以外の生き物とは分かり合えないのだ。多分。

お爺ちゃんがさっきの口内炎の塗り薬は唇にも効くのか、唇ヒリヒリして仕方ないと言い出した。軟膏だし、大丈夫だと思ったから祖父の指に着けさせようとするも、勘が鈍くゴタゴタ言いながら私の言う事が聞こえていない。綿棒に薬を取り、唇に塗らそうと思い、近くにいた母に綿棒を取るように言う。すると出されたのが爪楊枝で、もういい加減にして欲しかった。ヤキモキする私にお爺ちゃんが「今物食っちゃってるから薬を口に入れられないよ」の一言で、全てが醒めた。


#日記 #エッセイ

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