雨の音のなかで

昨日は、わたしは自分のなかにある大切に思っている(今では過去形)、愛している、そんな思いを確認していた。

家族というものは學びの學校でもある。

靈の學びの學校。

わたしの家族は、家族になってた人たちは、愛情に溢れていた。

けれどそれが、自分とまわりにつながることが下手だった。ように、いまは思う。


今ならば、また別の違った関係が築けたのかもしれない。

けれど、そのときは、互いに、互いが、いっぱい、いっぱいだったように思う。

目いっぱい、手いっぱい。

どうしてその目を、自分に、相手に、向けなかったのだろう?

どうしてその手を、自分を抱き締めることに、向けなかったのだろうか。


そんなことを、雨の音とともに思いながら。

わたしの大好きだった家族を思い。

わたしの大切にしていたこころを感じ。

わたしの愛していた家族の、声や手の温もりを想っていた。


雨の音のなかで。



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