拝啓、10月31日の私へ

拝啓、10月31日の私へ。
11月2日以降の世界を生きる私から、伝えたいことがあって今これを書いています。


10月31日の私は、怒涛の最後のテレビ出演ラッシュも終わり、スポーツ新聞の連載もあと1回となり、11月1日への実感がひしひしと高まっていたと思います。
まあ、風邪気味でその日は1日寝ていたので、そんな感慨に耽ることもできずに時間が過ぎていますが。

ただ、翌日、最初で最後のリアルタイムで見ることのできるライブへの高揚感と、それで終わってしまうことへの寂しさ、そして、未だ謎に包まれている「WANDERER」の配信と0時からの健ラヂへの期待が、ごっちゃになった複雑な気持ちでいることでしょう。


10月は、雑誌やテレビ、5Gのコンテンツ、V-Landのスタート、ツアーの情報など供給が多く、嬉しさと同時に、終わりを日々突きつけられているような日々でした。
「〜此処から〜」と「僕らは まだ」を聴くたびに、泣いてしまうようにもなってましたね。

また、少し前にいきなり彼らから贈り物が届きましたよね。
事務所からのお手紙に胸を締め付けられた後、紺色の、まるで卒業証書のような表紙を開くと、そこには、まるで家族写真のような彼らの写真が収められていました。
自然と、涙が溢れていました。

そして、写真枠の左の一部が、小さく半円に切り取られているのに気づき、慎重にそこから家族写真を引き抜くと、そこには私の大好きな、全開の笑顔の彼らがいました。
彼らからの想いに一層胸が締め付けられ、涙があふれるのに自然と笑っていましたね。

なお、1枚目の写真を戻すときに、若干失敗したのは、ここだけの話にしておきます笑


さて、10月31日の私は、11月1日を越えた後、自分がどうなるのか不安でいるはずです。
だから、11月2日以降の世界を生きる私から、いくつか伝えておきます。

まず、最初で最後のリアルタイムで見れたgroove コンですが、最高です。
一度も会場に行けなかった悔しさなんて、忘れてしまうくらい最高です。

ただ、回線が安定しなくてトニカミメドレーと1番聴きたかった「目を閉じれば」が聴けません。
ですが、12月10日にアマプラで埼玉公演の配信がありますし、それを抜きにしてもライブは最高です。

そうそう、ライブ中ですが、半分は泣いてます。でも、半分は笑顔でいられます。
泣き通しではないので、安心して見てください。

なお、健くんが配信組にファンサしてくれます。それもしっかり受け止めましょう笑

そして、22時から配信の「WANDERER」。
大丈夫かと思いますが、必ず見てください。
彼らの最後まで進化する姿が、そこにはあります。
ダンスはもちろん、映像作品としてもとんでもない作品です。
それと、最後の最後に新曲をぶっこんできます。
その時の映像、しっかり見てください。目を逸らさないでください。
きっと、笑顔になれるから。
彼らからの愛を、感じられるから。


だけど、やっぱり寂しい気持ちを抱えたまま、0時の健ラヂ生放送を迎えます。
健くんのトーンも少ししんみりです。

すると、健くんがいきなりインスタを開設して、3分間インスタライブをやってくれます。
突然の展開ですが、頑張ってついていきましょう。


そして、インスタライブが始まって2分ほど経つと、全く想像だにしない展開が待ち受けています。
突然の乱入者が2人、やってきます。
その2人の声に、私は聞き覚えがあるはずです。
インスタライブ中の健くんの顔が、ひどく嬉しそうな顔になって、乱入者の名前を呼びます。


「長野くん!井ノ原くん!」、と。

つい20分前に解散したはずのメンバー、長野くんと井ノ原くんがラジオに飛び入り参加です。
長野くんと井ノ原くんは、公演終わりの様子をたくさん話してくれます。
井ノ原くんは剛くんに「大好きだよ」と言ってハグしたそうです。
また、長野くんの挨拶へのダメ出しが始まります。
その様子は、今までと少しも変わりません。
それから、イノッチが言ってくれます。


「死ぬわけじゃないから!」
「生きてかなきゃいけないのよ」

と。
剛くんも最後の挨拶で言ってくれてました。

「これでさよならじゃないので」って。

ちなみに、盛り上がりすぎて健くんが「これいい曲でsy」と言ってる途中で放送は終わります笑


11月2日午前0時30分、私は笑顔でいられます。
彼らの関係性は、続いています。

多分、私が寂しかったのは、完結と同時に、彼らの関係性まで消えて無くなってしまうのではないか、ということでした。

でも、そんなことはありませんでした。

26年という時間をかけて築いてきたものは、そんな簡単に消えてなくならない。
そして彼らは、文字通り、『溢れるほどの』愛を、私たちに届けてくれました。
もちろん、今でも彼らの完結を寂しく思います。
だけど、彼らが届けてくれた『溢れるほどの』愛のおかげで、思ったよりも元気にいられてます。
「〜此処から〜」、聴いても涙は出なくなったよ。


ああ、それと、11月2日にトニセンと健くんから、プレゼントが届きます。
楽しみにしていてください。
岡田くんも、11月2日の舞台挨拶に、グループ名の入った中居くんからもらった靴を履いて登壇します。
剛くんは、11月2日の新事務所の発表以来、今のところ音沙汰はありませんが、映画の公開も控えてるから近いうちに会えると思われます。


10月31日の私へ。
11月2日以降の世界を生きる私から、最後に一言。
これからも、V6を好きで大丈夫だよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?