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舞日記二十一「公演前の一人稽古は・・・」

もうすぐ「和の奏うたら」龍谷寺公演。

いつもながら素晴らしいアーテイストの皆さんと
ご一緒させていただくのでドキドキかつ
気が引き締まる想いです。

公演前の一人稽古って 普通なら演目を ひたすら
踊り込む・・ということになるのでしょうけれど↓

↑こんな風に 演目とは違う 今まで舞ったことのない
曲で 舞っています。

いえ ふざけてるわけではないですよ笑

こうすることで新しい舞振りが生まれるからなんです。

その上で 演目の曲の理解を深める時間を持ったり
全体の流れを組み立てたり 衣装を考えたり・・・。

実際に演目の曲をお稽古するのは多くてX回・・・。
(Xの数字は ご想像におまかせします。)


公演で舞わせていただく時 ほとんどの場合
全て即興で舞うのですが 同じ曲でも公演場所や
集ってくださるお客様、当日の気候 そして

表演者のコンデションなどで その響きは 
毎回 変わります。

そうした一期一会の世界を即興で表現するためには 
常に新しい舞振りのストックが必要だと閃いて 

全く未知の曲を即興で舞うことで 自分の
「なか」にあるものから 新しい舞振りを
「引き出す」作業を最優先することになりました。

結果 演目の曲を実際に舞うお稽古はX回に
なってしまうのですが そのおかげで毎回
スリリングな気持ちで公演を迎えられていますし 

何度も足を運んでくださる大切なお客様には
花女舞の成長と進化を楽しんでいただいております。 


画像提供 和の奏うたら

たちばな花女」YouTubeチャンネルでは
観ているだけでアナタの和の遺伝子を発動させる・・・
そんな花女舞の世界を発信していきたいです(理想は高く)↓

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