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舞日記 二十 「舞と氣功と鎮魂と」

舞のルーツを調べていて 大陸から渡来し発展した

「舞楽」に たどり着きました。


観てみると「青海波」などの動きは まるで中国の気功のようだし

「隆王」は 同じく中国の太極拳を彷彿とさせます。


気功も太極拳も動禅と言われ「無(空の境地)」に

なるための作法であり優れた健康法でもあり

武当派のマスターが舞う太極拳は本当に美しくて。


そういえば「舞」と言う象形文字は

羽を身に着け「無」になる儀式作法を

行っている様子を表していると言われています。 


「舞う」とは本来「無」となって天と地とつながり

宇宙の気を取り入れるための儀式だったのではないかしら。


秋葉山ご奉納


実際に今も山東道教築基功のなかには 天と地とつながり

天地の気や宇宙の氣を取り入れる気功がありますし。


気功師 中健次郎先生が 日本に紹介してくださったおかげで 

ワタシは山東道教築基功の素晴らしい氣功の恩恵を

受けることができたのですが この天地とつながり

宇宙の気を取り入れる氣功をコツコツと続けていることが 

舞えば舞うほどに心身ともに健やかになる

花女舞のベースになっています。


秋葉山ご奉納haname✖︎キエ


その上で 花女舞を進化させてくれる

日本古来の作法にもご縁をいただくようになりました。


そのひとつが「魂鎮め(鎮魂)」・・・


もともと日本では 「踊りは魂振り」のため「舞は魂鎮め」のためと

分けて用いられていたので 「魂鎮め」と言う言葉は知っていました。


舞うことで いつもと違う意識に入っていくことも体感していました。


でも 改めて 「魂鎮めとは 何か。」

そう聞かれると言葉では上手く説明できない自分がいたんです。


その「鎮魂」を正式に学べる機会に恵まれ

「ああ そうだったのか」 と 腑に落ちるて

そして  安心して前に進めるように・・・。


舞も氣功も鎮魂もワタシにとっては

同じ線状につながっていました。


まるで川の流れのように。


この三つの宝のおかげで

花女舞は 流れる川のように

流れていくことができています。


とさか岩 ひふみのりとの舞

(All phot by wanokanadeUTARA)

ここまで 読んでくださって ありがとうございます。

あなたにとって 楽しいことが たくさん ありますように。




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