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舞日記 二十 「舞と氣功と鎮魂と」
舞のルーツを調べていて 大陸から渡来し発展した
「舞楽」に たどり着きました。
観てみると「青海波」などの動きは まるで中国の気功のようだし
「隆王」は 同じく中国の太極拳を彷彿とさせます。
気功も太極拳も動禅と言われ「無(空の境地)」に
なるための作法であり優れた健康法でもあり
武当派のマスターが舞う太極拳は本当に美しくて。
そういえば「舞」と言う象形文字は
羽を身に着け「無」になる儀式作法を
行っている様子を表していると言われています。
「舞う」とは本来「無」となって天と地とつながり
宇宙の気を取り入れるための儀式だったのではないかしら。
![秋葉山ご奉納](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59470198/picture_pc_8682415860e5dde02a42ca83fc639aad.jpg?width=800)
実際に今も山東道教築基功のなかには 天と地とつながり
天地の気や宇宙の氣を取り入れる気功がありますし。
気功師 中健次郎先生が 日本に紹介してくださったおかげで
ワタシは山東道教築基功の素晴らしい氣功の恩恵を
受けることができたのですが この天地とつながり
宇宙の気を取り入れる氣功をコツコツと続けていることが
舞えば舞うほどに心身ともに健やかになる
花女舞のベースになっています。
![秋葉山ご奉納haname✖︎キエ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59470241/picture_pc_2624aae2e6392f9c8a13f1120ed161ac.jpg?width=800)
その上で 花女舞を進化させてくれる
日本古来の作法にもご縁をいただくようになりました。
そのひとつが「魂鎮め(鎮魂)」・・・
もともと日本では 「踊りは魂振り」のため「舞は魂鎮め」のためと
分けて用いられていたので 「魂鎮め」と言う言葉は知っていました。
舞うことで いつもと違う意識に入っていくことも体感していました。
でも 改めて 「魂鎮めとは 何か。」
そう聞かれると言葉では上手く説明できない自分がいたんです。
その「鎮魂」を正式に学べる機会に恵まれ
「ああ そうだったのか」 と 腑に落ちるて
そして 安心して前に進めるように・・・。
舞も氣功も鎮魂もワタシにとっては
同じ線状につながっていました。
まるで川の流れのように。
この三つの宝のおかげで
花女舞は 流れる川のように
流れていくことができています。
![とさか岩 ひふみのりとの舞](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59470548/picture_pc_cc171fd6f2100c75508828ad154ae3f8.jpg)
(All phot by wanokanadeUTARA)
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