舞日記十八 「オシエナイ先生」
花女舞の「師」は 森羅万象。
つまり ワレ以外の全て
と いうこと。
その中でもカレコレ10年以上
お付き合いしている「先生」が・・・。
その「先生」は 私のことを私より
「よく知ってるよ」と自負されるのですが。
灯台下暗しで 案外
自分のことってワカラナイから
まあ そうかもしれませんね。
なのに「先生」は「答え」を
教えてくれない「オシエナイ先生」。
最初のうちは 色々 お話しして
くださっていたんですが
ある時からは 自分で考えなさい と笑
舞のことで悩んでいる時も
チラッと「ヒント」のみ。
自分で ちゃんと考えて自立できるように
という親心。
確かに先生に手取り足取り教わっていては
けして花女舞は生まれませんでしたから。
でも 結局 オシエナイ先生の処へと
今も 時々 通い続けているのですよ。
早く親離れしようと思いつつも
さらなる花女舞の進化のために
ヒントを求めて。
そんな「オシエナイ先生」の影響で
花女舞の会でのプライベートレッスンも
長く通ってくださる方々へは少しずつ
「引き算」のレッスンを心がけたいな と。
どちらかというと手取り足取り
教えたい方で 氣をつけてないと
「足し算のレッスン」になりがち
なのですが・・・。
けれど ひとつのメソッドを
ていねいに くりかえし
相手のこうなりたい こうしたい
を 優先して気長にサポートする
「引き算」のレッスンほうが
十年以上リピートしてくださる
皆さんには その潜在能力を
引き出せるし実力もつくことが
わかってきました。
「オシエナイ先生」に逢えて
本当に よかった と 実感。
だから また きっと
逢いにいくのでしょうね。
まるで 空氣みたいな
「オシエナイ先生」に・・・。
画像提供 和の奏うたらwanokanadeUTARA
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