コロナウイルス奮闘記　＃12

STAND BY ME（映画）

傑作映画を見あさっています。

物語は、僕たちに色んなことを教えてくれます。
感動的なこと、悲しいこと、楽しいこと、生きているうえで忘れてはいけないことを教えてくれます。

でもこれは、言葉では表せることじゃありません。
僕たち表現者は、言葉にできない世の中の忘れてはいけない大切なものを心に大事にしまっておけるように必死に頑張らなくてはなりません。

僕にはたくさん友達がいました。
今では付き合いがなくなった人もいます。
時折寂しくなります。

久しぶりに会っても、僕たちが友達として本当に仲が良かったあの頃のように、楽しくおしゃべりしたり喧嘩したりすることはもうできません。
だからといって、友情がなくなったわけではありません。

小さかった頃の僕の思い出には、彼らと過ごした忘れられない美しい思い出がたくさんあります。
思い出すだけでかつての自分達がきらびやかに映り込んできます。

青春時代を懐かしみ、過去にすがりついている自分を恥ずかしがる人がいます。僕には、なんでいちいちそんな辱めを受けようとするのかわかりません。

自分の中で輝くかつての思い出に浸ることは、思いもよらずに今の自分の在り方を考えさせてくれるかも知れません。
踏み外しそうな道を、改めさせてくれるかもしれません。

自分と友達の間にあった確かな輝きを、僕はずっと大事にしていこうと、そう思うのです。