マガジンのカバー画像

二匹の猫と楽しい毎日(猫、合気道、他)

17
二匹の猫を飼っています、二代目のアメリカンショートヘアーの成長と思い出の記録。合気道を40年近くやっています。最初は健康のためでしたが、その後武道にはまり、居合などもやりながら、…
運営しているクリエイター

#アメリカンショートヘアー

二匹の猫と楽しい毎日ー9(子猫とそらの対面)

【前回】妻の友人の洋子さんが子猫を置いて帰った。 「どうしよう」 僕は思わずつぶやいた。 「<そら>の時とおんなじようにすればいいのよ。ミルクや缶詰もあるでしょ。それからベッドだって<そら>のお古があるから」 妻は当たり前のように言った。 少しして子猫が目を覚ました。 箱から出して、そっと畳の上に置いた。 「みゃあ~」 可愛い鳴き声。 思わず笑顔がほころぶ。 ・・・と思ったとき、突然後ろで 「シャー」 という音が聞こえた。 振り向くと<そら>が口を大きく開けて威

二匹の猫と楽しい毎日ー5(子猫との毎日は、喜びであり闘いでもあった)

1.そらが来てから毎日のスケジュールが変わった。  朝ゆっくりと寝ていたのが、そらの泣き声で起こされる。  時には人の顔を引っかくので目が覚める・・・といっても、爪は柔らかい   ので、カユイだけだが。  そして朝ごはんの用意。  妻は自分の朝食の用意をしているので、猫の朝ごはんは僕の仕事にされて    しまった。  更に猫の水やりとトイレ掃除も自分がさせられた。 2.朝出かけるとき、妻が猫の手を挙げて「バイバイ」をするようになった。  あまりに可愛いので、猫に「チュー

二匹の猫と楽しい毎日ー4(初めての子育て)

我が家には子供がいない。 結局、その子猫を我が家で飼うことにしたが、 何をどうすればいいのかわからない。 1.早速、本屋で「猫の飼い方」の本を購入。 そして必要なものを書き出す。 猫のトイレと猫砂(トイレ用の砂)、エサ入れ、水入れ、ベッド、キャットタワー、爪とぎ、おもちゃ、キャリーバッグ、子猫用のエサ、猫の家、(段ボールを買った) すぐに近くのペットショップに直行。 とりあえず買った。 2.子猫がミャーミャー啼いているときは、  ・・・お腹を満たしてやらなければならない

二匹の猫と楽しい毎日ー3(ペットロスが消えた)

デブ子のいない、<ペット・ロスまみれ>のつらい一週間が過ぎた。 その日もいつものように門柱にデブ子がいないのを確認し、肩を落としながら玄関にたどり着いた。 「帰ったぞ~」 扉の外から、大きな声で叫んでみた。 半分ヤケだ。 「は~い」 “気のない”返事が返ってきた。 いつもなら元気よく玄関にでてくるのだが、自分の部屋にいるらしい。 ・・・「疲れて帰ってきているんだから、ちゃんと返事くらいしろ」・・・ そんなグチが出そうになったが、今は夫婦喧嘩をする元気もない。 黙って

二匹の猫との楽しい毎日-1(苦手な猫が門柱にいた)

アメリカンショートヘアーのオスとメスを飼っています。 今、3歳。 実は彼らは二代目です。 以下が初代のアメリカンショートヘアー オスは15歳、メスは17歳で天寿を全うしました。 【1】何故猫を飼うようになったか(実は猫は嫌いだった) 今から20年前、マンションに住んでいました。 私は小さいころから犬を飼っていたのですが、猫にはひっかかれたことがあり大の苦手でした。 歩いている道に猫がいるとワザワザ違う道を通るくらい嫌でした。 ところが、ある日家に帰ったらマンションの門