見出し画像

3.「Pegasus」

「Birth of the Blue」3曲目「Pegasus」の歌詞や解説です!

聖なるまばゆいロマンス
パンドラの箱 抱えたままで
戻らない あの場所には
ペガサスがきみを見つめる

 夜の手をとって踊れ
パープルの雨に濡れる前に
たたみかけるリズムで 
盛り上がるシンフォニー

 銀のつばさで雲をきって 
天に昇れば

きみはまるで夢見心地で
ネジを巻いて 未来をみて
ぼくは耳を澄ましているの
ひとつひとつ 刻まれる合図

聖なるかなしいロマンス
だれも知らず渦巻いてるのよ
戻らない あの場所には
ペガサスがきみを導く 

 夜の手をとって踊ろう
パープルの雨に濡れたままで
速くなってく鼓動に
シンクするハーモ二ー

 銀のつばさで風にのって 
空をこえれば

きみはまるで夢見心地で
時を止めて つばさ広げ
ぼくは耳をすましているの
近づいているの 最後のフィナーレ

 聖なるまばゆいロマンス
パンドラの箱 抱えたままで
戻らない あの場所には
ペガサスが夜を導く…

歌詞は、わたしの好きなギリシャ神話や絵画の世界と、自分の想像の世界が交わったような舞台をイメージしました。ペガサスは空を飛ぶ翼のある馬で、泉、水に関係する不死の象徴。好きなモチーフです。

かなしみやドロドロとした深い悩み、抱えているものを力に変えて天に昇り、過去や未来、そして今この瞬間を、空から眺めている。そんなことを歌っています。

アレンジにかなり苦労した記憶があります。こういった曲調はレトロで好きなのですが、実際はうまくいかないことが多くて本当に悩ましい曲でした。
使いたい音がうまくハマらなかったり、狙った効果が出なかったり、リズムとかノリが気にいらなかったり…試行錯誤してすごく時間もかかりました。

歌の録音も大変だったかな??もう忘れてきてしまいましたが、どんなテンションで歌うか迷ったような気がする。。。

ドラムはループをばらして組み立て直しています。
ティンパニーは気に入った音源が見つからず、みっぴの古いハードシンセを引っ張り出して録音しました。そのときの音程が、割り当たっている鍵盤とは違う音程で鳴るものだったので、頭がおかしくなりそうになりながら弾いて録音しました。難しい…!(例えば、ドの鍵盤を弾いてるのに実際にはファの音が鳴るみたいな感じです。)

他にもあげたらキリがないのでやめておきますが、いろいろと大変だった曲です泣。聴いていると思い出すので未だにあんまり冷静に聴けない気がします。引きずってるな。

弾き語りしてたころの2016年2月のうたでした!

いただいたサポートは、音楽制作や音楽活動費に使わせていただきます。