【道具紹介】図案写しの道具④ペン
こんにちは。
図案写しに使用している道具をご紹介しましたが、ここでは
使用しているペン
についてご紹介。
使用しているペン一式はこちら。
①フリクションボールペン
最近図案写しアイテムとして使用している方が多い気がします。
文具屋さんでも購入できて、アイロンでさっと消えます。
また時間経過で図案が薄くなることもないので長い時間をかけて刺繍する方にも向いていると思います。
私も試作の際、活用しています。
よく聞くデメリットとして、一定条件下では図案が再び復活してしまうそう。
裏からアイロンを当てたり、ドライヤーの温風を当てることで消えてくれるそう。
私は念のため、どなたかにお届けする作品には使用しないようにしています。
(急に図案が浮かび上がったらびっくりしちゃいますしね。)
②sewline 白
シャープペンのようにノック式のペン(かっこいい!)
液体ではなくて、鉛筆で紙に線を引くように粉が布に乗るイメージです。
図案を写していて感じるのですが、白色の線って一番消えにくくないですか…?
図案写しに使用しているペンたちのなかで、この白色だけは「これだ!」というものに巡り合うまで時間がかかりました。
こちらは布の上に粉が乗るタイプなので図案も簡単に消えてくれます。
その分摩擦には少し弱いかな。
スーパーチャコペーパーを使用した後、図案が薄い部分をさらにしっかりとなぞるときにも活躍します。
価格は他のペンに比べると高価ですが、ペンと芯のセットを購入してまだ芯を買い足したことがないくらい長持ちしています。
③チャコパーアーチスト茶
④チャコパー青
水で消えるペンとしてメジャーなチャコパー。
さらに細い線が描けるのがチャコパーアーチストです。
チャコパー青でアタリをつけて、チャコパーアーチスト茶で実際に刺繍する線を描く。
という使い分けをしていました。
(特に布に直接絵を描くように図案を描いていた頃)
最近は図案写しの方法が安定してきたので、2色併用することは減っていますが、布の色によって見えやすい線の色は異なるのでどちらも持っています。
試作では特にメインをフリクションボールペンで描いて、サポート的にチャコペーパーを使用することが多いです。
ここの葉っぱもう少しふっくらさせたいな。
サテンステッチのために平行な補助線を描いておこう。
など。
水で消えるペンはアイロンなど熱を加えると定着してしまって、水にさらしても消えなくなってしまうので、
①水でチャコパーを消す。
②アイロンでフリクションボールペンを消す。
という手順を踏んでいます。
とくに刺繍を始めたばかりだと道具を揃えるにも沢山種類があって困る…。
というのがペンかなと思います。
使って合わなかったら嫌だし…とか、思っちゃいますよね。
その点フリクションボールペンは入手しやすく、線もしっかり濃く描けるのでおすすめです。
あと、刺繍していくと線が薄くなるというハプニングも少ないかと。
最終的には刺繍した後の用途(壁飾りなのか巾着なのかブローチなのか…)
布との相性(オックスなのかシーチングなのか帆布なのか…)
布の色(色が濃いのか白に近いのか…)
などによって使い分けは必要になってくると思いますが、
私は今のところこの4種のペンでどうにかなっています。
ご参考になったら嬉しいです。
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