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【妊活】紹介状を持って新しいクリニックに行ってきました

人生で初めて、紹介状を書いてもらったのが3週間ほど前のこと。あのときは人生のどん底にいるような絶望の感情しか抱けず、1日中泣いていました。

まさか私が不妊治療。30歳の私が更年期真っ只中。いつ閉経が訪れてもおかしくない。

ブライダルチェックから、セカンドオピニオン、さらにステップアップの意味で受診した不妊治療専門のクリニック。3つも病院を受診して、どこでも言われることは同じ「時間がないです。うちよりも高度な診療を受けられるクリニックに行ってください」。当時は、たらい回されているのだと思っていました。世間に見放されてしまったんだと被害妄想が止まらなかったです。

それでも、12月のブライダルチェックから少しずつ時間を重ねて、何度も思考を上書きして、「大丈夫、まだ手遅れじゃない、むしろ間に合ううちに気づけてよかった」そんな風に無理矢理にでも前向きになろうと努力してきました。

そして今日、人生で初めて書いてもらった紹介状を手に、新たなクリニックを受診。色々心境の変化もあったので、治療メモ感覚で残しておこうと思います。

最近の気持ちとか心とか思考とか

仰々しく導入文を書いてしまってますが、最近やっと前向きに考える余裕が出てきたような気がします。

それはちょっと諦めにも似た感情。「悩んだって、苦しんだって、泣いたって、現実は何にも変わらないじゃないか!!」そんな当たり前のことを思い出せるようになってきました。

「それなら、悩まず楽しく毎日を過ごした方がいい。現実の捉え方ぐらい、私自身で主導権を握らなくては!!」

そう思ってから、会社の上司に現状を相談し、これからの仕事について面談。心療内科でも今の私は客観的にみて仕事ができる状態なんだろうかと相談。彼とは「30歳で更年期な私、面白い」くらいの冗談は言えるようになってきました。(不謹慎でごめんさい)でも、更年期を笑っても、悔やんでもどうせ治らないなら、楽しく笑えるうちは、笑って過ごした方が心は健康。そんな風に投げやりともとれるような行動で、意外にも元気を取り戻せてきています。

不妊治療クリニックを受診してみて

こんなメンタルで、本日クリニックに行ってきました。今日はたまたま彼のお誕生日!彼は、はじめから初診は同行するつもりで調整してくれていたので、不幸中の幸いか、彼のお誕生日に2人で有休をとることに。1日中一緒にいてくれて、病院での先生のお話も一緒に聞いてくれて、とっても心強かったです。

まず、先生に言われたこと。

  • 確かに数値は低い、でもうちのクリニックの患者さんのなかでは、そんなに低い方ではない。

  • 数値が悪いからといって、それだけでどうこう言えることではないし、治療方法が定まるわけではない。どこがどう、どの程度悪いのか、いつどんなことが身体に起こっているのか、はじめの1周期目は自分の状態を知るところから始めましょう。

  • AMH値の数値がより精密に検査できるので、再度測り直してみましょう。排卵は正常か、誘発剤が効くのか、それぞれのデータを集めてから、また、お話しましょう。

ということでした。
12月からの3ヶ月間で初めて「急いだ方がいい」とか「うちよりも高度な治療を受けられるクリニックへ」と言われずに「治療」についてお話ししてくれたことがとにかく嬉しかったです。

この先生全然諦めてない……。それが伝わってくる言動の数々に1つ1つ頷いては、マスクのなかで口角が上がっていきました。

今後の治療について

まずは、今日の採血。そして来週の採血。さらに再来週の採血の結果をみて、ホルモンの周期と私の身体の反応を理解するところから始めます。

しばらく病院通いが続きそうです。
金銭的にも時間的にも、まぁまぁ窮屈。それでも「今しかできない」を強く意識しているからか、頑張っている自分しか想像することができません。笑

やっとやっとスタートライン。
ずっと今くらい前向きな気持ちで、治療にも臨みたいし、プライベートも充実させたい。

今の気持ちを忘れない為に、今日は本当に走り書き。ただの覚書。またつまづいたら、私はこのnoteに何度も戻ってくることでしょう。

【追記】彼のお誕生日を控えめにお祝い

平日なのに店内満員。さすがスタバ。
もはやアトラクションすぎて終始興奮
スターバックスリザーブロースタリー

今日は彼のお誕生日だから、彼におねだりされたちょっと高級なコーヒー豆を買いに、通院の後に中目黒散策。お目当てのお豆は、今の時期はないみたいで残念。

それでも店頭で購入できる最高額のお豆を買って、自宅でカリカリ豆を挽いて、2人でちびちび大切に堪能しました。

お誕生日、おめでとう㊗️いつもいつもありがとう。これからも理解しきれない2人だからこそいっぱい話していっぱい擦り寄せて、お互いにとって丁度よく穏やかな毎日をおくっていけますように。

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