ドイツ語学習記録③ ドイツと日本での勉強比較
語学学校に行き初めて1週間半経ちました。
日本で勉強するのと現地での語学学校での学び方の違いをいますごく感じているので書き留めておきたく。。長くなりそう。。
ちなみに私は3月にベルリンの美大の実技試験結果が出て、そのあとから3か月独学、ゲーテ試験A2を6/9 2023年に受け、ギリギリ合格。
ゲーテ試験1週間前にSchreibenとSpreachen対策をVollmondという日本人が運営しているオンライン語学学校のプライベートコースを3,4回各1時間~1時間半受け、試験に臨みました。おかげでSchreibenとSpreachenの得点は結構よかったです!!
そして7/5から現地の語学学校のB1コースに通っています。
語学学校に通い始めて一番強く感じたことの一つ目は、語彙力かなと思います。
正直、HörenとSpreachenは現地でのほうがそりゃあ上達するだろうし、日本で独学してたら一番スキルを磨くのが難しいところかなと思います。
これは想定内でした。
ですが、語彙力は意外と盲点というか、一番強く違いを感じました。
具体的な話の前に私が日本でしてきた勉強法を説明してから。。ドイツ語学習記録①②の結果、最終形態という感じです。
下の画像は私が使ってきたテキストです。
私の場合、文法知識はB1まで自力でできると判断したので日本にいる間は文法をメインに頑張ってました。右から初めて、一番左が語学学校でのテキストです。具体的な流れとしては、
①日本の参考書1冊目(NHK出版)を読みながらまとめる。
これは練習問題がないぶん、説明が細かい。
②そのあと、ベレ出版のものをやる。
NHK出版でやったけど、忘れてるとこ、自分が覚えにくい箇所や弱い箇所を認識。
また、2冊別の会社の参考書をやることでパートによっては説明の仕方が違ったりして、両方の説明を自分なりに理解できるから2冊やってよかったと思います。特に独学だと自分の解釈が間違ってることもあるから余計に重要。
③そのあと、Grammatik Aktivというドイツ語で書かれた参考書をやりました。これは説明と練習問題両方ついてます。
Gramatik AktivはVollmondのネイティブの先生に教えてもらいました。
どうしてこんなに何冊もやったかというと、
私にとっては、まず日本語で文法を理解したほうが早い気がしたからです。なぜなら母語だから。
結果的には、半分その通りで、半分どうだったかな~という感想です。なぜなら、日本語の参考書で完璧!わかる!と思ってもそのあと、ドイツ語で書かれた問題を解くと、理解度のレベルが全然足りてないのを実感したからです。
ドイツ語の参考書Grammatik Aktivをやると、まず問題文の意味がわかりませんでした(私は)。
”Ergänzen Sie die Verben"と書いてありますが、Ergänzen の意味が分からない。
文法用語も全部ドイツ語で書かれてるのでそれを知らないとよくわかりません。Dativ、Akkusativなども。
こういう感じで最初Grammatik Aktivをやり始めたとき、問題がわからないというか問題文に出てくるわからない単語が多すぎて自分の理解度低さに愕然します。
ですが、ここがドイツで勉強するドイツ語と日本で勉強するドイツ語の違いを一番強く感じさせるポイントかとおもいました!
ドイツ語の参考書の文中にはレベルに関係なく必要に応じていろんな単語が出てきます。それを毎回調べたりしていくうちに語彙力が自然と増える気がします。
同様に語学学校に入って思ったことは、私が日本語でA1,A2を勉強してる間にほかの生徒はドイツ語でドイツ語を勉強しているからそりゃ知ってる語彙も増えるわな。ということでした。
日本語のテキストを飛ばしても理解できる人はドイツ語の参考書から始めていいと思いますが、特に独学の場合はまず理解のベースをしっかり作ることが大事だと思います。その上で語彙力も重要だからドイツ語のテキストやるという流れかなと。
現地でのB1コース入る前にGramatik Aktivやっておいて本当によかったなと思うし、Gramatik Aktivのページを一部プリントして現地の授業でも使ったりするのでいい参考書なんだと思います。
そんな感じで現地のドイツ語テキストでも相変わらず単語を調べながら受けてる私ですが、ほかの生徒もわからない単語はすぐに先生に聞くのでみんなも知らない単語出てきながらやってるんだなとは思ってます。
長くなりましたが、大人になって勉強をすると、勉強方法自体が勉強になる気がして、こうやって記録を残しておくと結構面白いなと。
ドイツ語これから勉強する方。留学控えてる方の参考に少しでもなれば!!!
Hören強化のためのPodcast, Youtubeもそのうちまとめてあげたいと思います~。