妊娠後期、なぜか色々しんどいなあ(徒然日記)

数年かけて不妊治療をして、やっと授かった我が子。色々な不安はあるものの、とても嬉しいことだ。会える日まで、あと少し。職場にも色々とお気遣いいただいて、取れないかもと思っていた産休・育休も取ることができる運びに。

相棒は妊娠前も妊娠してからも思いやり深く、本当に優しくて人間的に良い人だ。だからこそお父さんにしてあげたいと思って不妊治療もがんばった。

身近に育児や出産について気兼ねなく聞ける人もいて、ベビーグッズをくれる友人もいて、病院では親切にされて、これ以上幸せな妊婦生活があるだろうか。

有り余る時間、自分の過ごしたいように過ごせる。こんな時期は、きっともう老後までないだろう。

それなのに、最近は全然笑顔になれない。

いまだに朝から吐くことがあって、お腹がすごく重くてしゃがむのもしんどい。朝から吐いてしまう日は大抵1日気分が悪い。お腹が出ているから、新しい洋服を買って気分を上げることもできないし、お洒落をしても甲斐がない。読みたい本も読み尽くしてしまった。我が家はパワーカップルでもないので、お金を使うことも憚られる。妊娠糖尿病で甘いものを食べてストレス解消することもできない。

コロナ禍だから気軽に外を歩くこともできない。足がむくんでパンパン。これ以上むくんだら爆発するんじゃないかと思うくらい。

家で一人でいて、誰とも話さない日も多い。そうなると、自分がされてきた子育てについて思い巡らせてしまったりする。両親の不仲や、母から「孫めんどくさいからいらないよ」「あんたは夜泣きが本当に大変だった」「長生きなんてしたくない」と物心ついた時からずっと言われ続けてきたこと。優秀な兄弟と比べられて苦しかったこと。そうなんだと笑って聞いていたけれど、本当はずっと傷ついていたことなんかを思い出したりする。呪いのような言葉達。それでも、経済的には何不自由なく育ててもらったこと、感謝する「べきだ」。

足がむくみすぎているから、相棒がマッサージしてくれたらいいなあ。気分転換がしたいから、海とか、少し遠くへ車で連れて行ってくれたらいいなあ。そんなことを思うけれど、きっと話せばやってくれるだろうけど、相棒は仕事もして、休みの日は少し難易度の高い資格試験の勉強をしてがんばっているし、邪魔したくはない。私は無痛分娩を選んだし、妊娠糖尿病になってしまったし、費用でも負担をかけている。全部払ってもらっている訳ではないけど、普通分娩にすればお金も浮いたのに。

実家は里帰りを迷ってしまうほど、居心地の良い場所ではないし、頻繁に帰ることも控えている。この状況を話してすっきりできるような友人もいない。

育休が明けて職場復帰しても、時間帯的に、経済的にも続けられる仕事ではないだろう。一体、どんな仕事につけるというのだろうか。何がしたいんだろうか。これは妊娠前からの課題である。

書いていて思った。ちょっと我慢しすぎかもしれない。
贅沢かもしれないけど、気分転換にお金を使おうかな。

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