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良質な睡眠は、夕食から暗くし、真っ暗で寝る

新型コロナ対策は、究極のところ、自分の免疫力を高めることでしょう。
良質な睡眠が免疫力を高めますが、
それを妨げるのが夕方以降のブルーライトです。

◆リビングの照明は電球色にする

夕食をとる場所や、くつろぐ場所の照明は「電球色」にしましょう。

蛍光灯などの電球は主に3種類あるのをご存じですか。
電球色、昼白色、昼光色の3種類です。
電球を買いに行って、どれにすればよいか迷われた方もあると思います。

リビングや寝室は「電球色」しましょう。
オレンジ色に近い「電球色」が最もブルーライトが少ないからです。

電球の種類とブルーライト

◆夕食からは、照明を暗くしていく

夕食から、寝る準備は始まっています。

照明の明るさが2段階調節できるならば、暗い方にしましょう。
連続的に調節できる照明ならば、時間とともに徐々に暗くしていきましょう。

リビングに2つ照明があれば、1つは消しましょう。
寝る1時間前には、照明の明るさは半分がよいと言われています。
寝る時間に向けて、少しずつ暗くしていきましょう。

◆テレビのブルーライト対策

テレビからブルーライトが出ています。
テレビによっては明るさを調節できたり、自動調節機能が付いていますので、それらを活用しましょう。

寝つきの悪い人は、さらにブルーライトカット眼鏡をかけてみてはどうでしょうか。

◆寝室は真っ暗に

照明にはナツメ球といってオレンジの暗い照明がついています。
あの程度の光でも良質な睡眠を妨げます。

睡眠中は部屋は真っ暗にしましょう。

カーテン越しに外の明かりが漏れてくる場合は、
厚めのカーテンにしたほうがいいでしょう。

高齢者は部屋が真っ暗だと、夜間トイレに行くとき危ないかもしれません。
足元ライトをベッドわきのコンセントにつけましょう。

夜のブルーライトを制して、良質な睡眠を目指しましょう。

参考文献
宮崎総一郎:「睡眠とアンチエイジング」,『アンチエイジング医学の基礎と臨床第3版』:323-325,(株)メジカルビュー社,2015

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