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友人の死

デザイン専門学校の教員時代の同期が最近亡くなりました。
私より若く47歳でした。

後から聞いた話しでは、もともと心臓が弱かったとのことでした。

6人の同期のうちで、唯一学校に生き残っていた友人でした。

真面目で努力家の彼女。
飾らない人柄。

私は、専門学校を退職して、20年経っていて、その間に結婚して、子育てしてと自分のことにかかりきりでした。
その期間に3回ほど同期会があり、彼女と会ったのもその3回でした。会う度に、スキルアップに励み、旦那さんを見つけ、生活を楽しんでいる彼女の様子を知ることができました。

お別れの会には、懐かしい先生方と、教え子達が出席していました。旦那さんが、1人で会を企画してくれたようです。

ほとんど会っていなかった20年の間、努力して、人に愛され、愛した人生を歩んでいたんだな、と感じました。まだまだやりたいこともあったろうに、本当に無念だったと思います。

こんな時、彼女の分まで、頑張って努力して、生きていくね!とか言うんでしょうが、今の私は、ただただショックで、ささやかな生活さえも簡単に奪っていってしまう、死というものが、ただただ怖いのです。

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