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支援学校中学部入学説明会にいってきた

ついに、入学説明会です!
小中高、合同で行われました。知らなかったのですが、高等の合格発表が行われていました。番号が張り出されている前では写真撮影でにぎわっていました。あー、めでたい。

各種提出書類という名の宿題山盛り

先輩ママさんから聞いてはいましたが、想像以上の書類の山。
そして、提出期限が1週間ほどのもの、2週間ほどのもの、入学式、4月末と4段階に分かれてます。

これ、間違わずに遅れずに全部提出できるってめちゃくちゃすごいことだと思う。早めに出したいけど提出日、提出場所が決まってます。緊張する・・・。

医師に書いていただく看護指示書なんかは、たまたま今月定期受診があるので渡せますが、そうでなかったらどうなってたことか・・・。
娘は3か月に一度の受診なのでこのタイミングを逃すと、看護指示書が手元に届くのは1学期が終わるころでしたね・・・。

もし、そうなっていたらどうなってたんでしょう・・・。

また保健関係の書類は、支援学校ということもあり多いですねー。
別でクリアファイルにまとまってましたしね。
この書類の準備だけでも先生や事務の方はものすごく大変だったと思います。そんな量でした。

スクールバスの悲哀

登下校はスクールバスを予定しています。
支援学校までは片道車で田舎スピードで約20分。あらかじめ先生から、車いすでも医ケアなどなければスクールバスに乗れると聞いていたので希望を出していました。

バス停は利用者によって毎年少しずつかわるそうですが、聞いてた場所がまあまあ近かったので「車がないときは、歩いて帰れる」と喜んでいました。

ただ、先生からの一言で風向きが変わりました。
「大変申し訳ないのですがご協力をいただきたく後から個別でお話があります」と。

え、何? 多分、私にとってはあんまり嬉しい話ではなさそうですよね。

なんと、一番近いバス停でなく距離的には2倍以上離れた、車じゃないと無理なバス停に代わってほしいと・・・。

ガガーン!!
理由は我が家の近所のバス停からは、すでに車いすで乗車を希望されている人がおられて、その人は自力通学を目指されているとか・・・。
で、2台の車いすをバスに乗せようとすると時間がかかり、長時間バスをとめることができないので。ということでした。

だいぶんショックでしたが、自力通学を目指される子なら仕方ないですよね。うん、だって自立しようと頑張ってる子だもん。誰かも年齢もわかりませんが・・・。多分、高等部になられる年齢かな。

バス停の移動を了承して申請書を提出しようとしました。そしたら「え、今だされるんですか?」と。
え、今日出して帰ったら楽ですって言われてましたよね!?

夜、夫と話していて気が付きました。
もしかしたらスクールバス利用じゃなくて、保護者の送迎を期待されていたたんじゃないの?と・・・。

子供のためにそうするのがいいのかもしれないけど、毎日約2時間送迎にあてるのはだいぶん厳しいんですが・・・。

スクールバスでも決められた時間に決められた場所にいるのは、誰も変わってもらえる人がいない私にとってはめちゃくちゃハードなんですよね・・・。

先生、私、あまり空気が読める方ではないのでハッキリ言ってもらえるとありがたいです。ストレートに言いにくいかと思いますが・・・。

サポートファイルの取り扱いの違い

地域の小学校や中学校でサポートファイルの取り扱い方法を見ていると、市によって全く違うようです。
私の居住市では、小学校に入る前の未就学児に対してサポートファイルの取得を進められます。そして「これさえあれば就職までスムーズに引継ぎができます」といわれます。

でも、私はスムーズに引継ぎができたこともありませんし、「いりません」とすら言われたこともあります。
学校の記入ページをお願いしたら「個別の支援計画があるのに、なぜ書かないといけないのですか?」と拒否されたこともあります。

この実態を市はご存知なのでしょうか・・・?
でも「依頼があれば書いてくださいね!」と先生に通達されるだけで終わりそうな予感がするので何とも言えず。

そんな状態だったので質問しました。

「市のサポートファイルの入れ物は持っています。中身は市の雛型でなく小学校が作成される個別の支援計画です。学校からはこれをサポートファイルにはさむようにいわれています。市の雛型のサポートファイルも必要ですか?」

すごく嫌味に聞こえますが、支援学校で説明されていた先生とは、以前サポートファイルのことでかなり突っ込んだことまで話したことがあります。なので「お約束」的な感じで聞きました。

返事としては「これからのことを考えると市の雛型で作っておかれる方がいいと思います」でした。

小学校の先生は市の雛型のサポートファイルも作成することに賛成で「つくりましょう!」と言ってくださっているので、今から本格的に作成に入ります。

説明会に来られていた方の大半は内部進学をされるので「何をいってるんだ?」という感じだったかもしれませんね。

市の雛型とその改変したものを合わせて小学校の先生と一緒に作っていきたいと思います。市の雛型にない、もっと残したい、伝えたいことがあるので、別ページに別項目を作成してちょっとオリジナルにしています。

毎月の積立が想像以上に高かった

小学校の学級費は都度都度集金だったので、結局年間でいくらだったのかはよくわかりません。でも、平均でも月1500~2000円以内だと思います。地域の中学校の学級費は3000円程度だったと思います。

支援学校では学級費はそれほどかわりません。
変わるのは「給食費」。2倍以上になります。

そりゃ、まるで学食のような自校給食で、食事の形態も様々、アレルギーなんかも対応、どんな子も、手持ちでもっていかなくてもいいようになってる感じです(多分、今のところ娘は手持ちなしでよさそう)

そこに、修学旅行費の積み立てが入ります。

地域の中学校は修学旅行の積み立てがなくものすごい金額をポンっと準備する必要がありました。これはこれで大変だった。
コロナ渦もすっきりしない状況だったからか、何か理由があったからかわかりませんが、行き先も中々決まらずどれくらいのお金がかかるか見当もつきませんでした。

だから、入学時から積み立てられるのはとてもありがたいです。

それら諸々を含めると、びっくりする額になるんですよね。
ま、制服ないから・・・。でも、登校するのにそれなりの服は必要で。

成長は嬉しいがお金はかかる。

支援学校でもかすかに感じた多数派優位

まだ、娘は入学していません。だから本当のところはわかりません。
でも、学校紹介やPTAの活動内容を嬉々として語られる内容を聞いている限り「ある程度、言葉で意思疎通がとれて、ある程度身辺自立ができている」層が主体の活動の感じがしました。

もちろん、あれもこれも紹介できるわけではないので「メインの活動」「活動回数が多いもの」かと思います。

医ケアがあるとか寝たきり状態の子はものすごく少ないんで仕方ないんですけどね。それに、その子たちの参加を考えると活動の幅はめちゃくちゃ狭まりますし、そもそも気候や天候、体調の関係で急遽欠席することもおおいにある。
だから、あまりそこに合わせて企画してもらうと「欠席」って言いづらいから最初から除外してもらえれば・・・って気持ちもある。

優先順位ってどこに行ってもあってあたりまえ。
除外ならOK、絶対参加だけは勘弁。
多数派強し!

入学式までにやること!

体操服の採寸と、スクールバスの試運転。
制服はありません。ただ、登校すると体操服に着替えるそうです。ただし、その子の状態によっては着替えないとのこと。ちなみに、うちの子は着替えないそうです。

ただ、運動会や校外活動は体操服なので必要です。
購入店が隣の隣の市にあるので、学校に来ていただいたときに購入しておきたいものです。

そして、スクールバスの試運転!
これはかなり重要なイベントです。

指定日に、スクールバスが実際のコースを実際の時間に運行します。なので、スクールバスで登校予定の人は、時間に間に合うようにその場所に行くのです。

実際にバスに乗ることはありません。
もちろん、帰りもお迎えの時間にバス停へいきます。子供を連れてになりますが・・・。

こういう経験、大事ですよね。
まだ、何時ごろにバス停にいかないといけないのかわかりませんが、あんまり早いとすごく心配。

おわりに

ものすごい勢いで書いていたら3000文字を超えてしまった・・・。
まあ、それぐらい衝撃的だったってことです。
そういえば、上の子が小学校へ入学したときの入学説明会も衝撃的で帰宅後ぐったりしてた気がする・・・。

初めてのことに不安なのは親も子も同じですね。
たまたま今回は上の子も娘も卒業で入学だから、余計にダメージが大きいのかもしれません。

さあ、ステキな春を迎えるぞ!

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