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小学校入学までにお子さんに付けておきたい力☆元小学校教師目線

元公立小学校教師、現在不妊治療7年目の❀冬野はな❀です。
こんにちは(´▽`)

公立小学校の教師になる→結婚→離婚→再婚→不妊治療開始→小学校教師を退職する→今ここ。

教員採用試験も合格して教育現場で励んでいたのですが、結婚して他府県に引っ越すことになったことを機に辞めることにしました。現在は不妊治療に専念したい想いが強くなったため、両立できないと判断して小学校で講師をしていたのですが一旦休憩し、ライターの勉強をしています...〆(´U`*)


そんな冬野はなのことをゆる~く(?)まとめた記事がこちらq(._.*) コレコレ


今人気の「鬼滅の刃 無限列車編」を元小学校教師目線で子どもが観ても大丈夫なのかにフォーカスをあてて記載した記事はこちらq(._.*) コレコレ

 さて、小学生というのは、中学生や高校生、大学生と比べて非常に成長幅が広いことが特徴です。6歳~12歳までの子どもたちが同じ校舎で過ごすのですから、体格だけでイメージしてみても、容易に想像がつきますよね( ゚o゚)ハッ

 そんな成長の幅が広い小学生。これからの学業面を考えた時に、一年生の最初のステップをとっても大事にお考えの保護者は多いと思います。

 一年生入学を控えた子どもの保護者からも、「一年生入学までに身に付けておいた方が良い力ってありますか?」とも、よく聞かれます。


 この問いには、保育士資格を有する元小学校教師の私だからこそ、的確にお答えできると思っています。子どもの小学校入学以前の発達段階、保育所環境、幼稚園環境も学んできたので٩( ‘ω’ )و

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子どもには、発達段階がありますよね。

はいはい→つかまり立ち→伝い歩きとできることが増えていく
はいはい→ドッジボールができるようにと求めても、できない。

求められた方も求めた方もできないことへのストレスが溜まり、これは成長にはとてもよくないです(´⌒`;)

この例と同じで、ひらがなもうろ覚えの子に漢字を書けるようにと望んでも難しいです。


発達に沿った成長を促すことで、子どもはより良く成長していけます。

スキップさせちゃうとダメなんです。

じれったいようでも一歩ずつ階段を上る必要があります。

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このことを踏まえて、本題の「小学校入学までにつけておきたい力」について具体的に記述していきます٩( ‘ω’ )و 

基本的には
★自分の名前の読み書き
★10までの数をかぞえること

・・・ができさえすればOKです。


「え、それだけ!?」となりますよね(^^;)

小学校一年の担任をもった時、幼稚園で教えてもらってきたらしく、「ひらがな書けるよ。」と言う子たちがいました。同じ幼稚園出身の子どもたちだったので、園の方針だったのだと思います。

それが…

教師間でも噂になるぐらいにキツイ癖がついていたのです。

えんぴつの持ち方もめちゃくちゃ。
姿勢もめちゃくちゃ。
ひらがなの形の癖がきつすぎる。
授業の中、意欲的でない。

ひらがなの形がうまく書けないのは良いのです。
子どもだし当たり前です。

でも、勉強への意欲が入学前から削がれる場に遭遇してきたのは不幸としか言いようがなかったです。

字を見ても、字を書く子どもを見ていても、期限までに習得できるようにと無理矢理に書かされてきたんだなと言うのがすごく伝わってくる。

勉強は無理矢理するもの…と、体に教え込まれていたのです。

癖がきつかったり、無理矢理書かされてきた子はその後本人が苦労します。

「他の子たちより、私(僕)書けるよ!」と優位にたっていたはずが、癖をとることに時間がかかり、結局全く読み書きできなかった子の方が格段に成長する。

幼稚園や保育所でなくても、ご家庭での指導でも、形だけなんとかさせたいと大人の気持ちが焦ってしまって、かえって子どもには負担になってしまっている

それがよくある話なんです。


教師側は、”子どもたちは同じスタートラインにいる”との意識で指導します。

一年生なんか、【ひらがな、カタカナ】の学習でほぼ4~6月が終わりますよ。

それぐらい教師は熱心に指導します。

なぜなら、これが国語教育の第一歩であり、それが理科や社会、習字など色んな教科にも影響を及ぼすことを知っているからです。

例え「あ」が素晴らしくきれいに書けたところで、「あ」の字が「あり」の「あ」であることに結びついていかないと、表面的な技術となってしまいます。

「あ」を学んだら、「あり」の「あ」、「あお」の「あ」だね。と、学習したものを生活や知識の中に落とし込んでいく
実はその作業が最も重要であり、学ぶことの本質なのです。


難しい話になってしまったので、話を元に戻します(^^;)

つまり、何を言いたいかと言うと、無理に大人の願いや考えだけで教えるのはやめてほしいと言うことです。

子どもが学びたいと言うのであれば、それは子どもの自主性ですので、学ばせてあげてください。

自主的に学ぶ学習が一番伸びます

そうは言っても、やっぱり色々な力をつけさせてやりたいという気持ちは湧き上がるものだと、私も思っています。

何より、子ども自身、自分の力でできることが増えてきたら嬉しいですものね(*´ー`*)

教師側の本音も、そりゃひらがなの読み書きをできる子がいるととっても助かりますよ。

なので、上述した
★自分の名前の読み書き
★10までの数をかぞえること
以外に付けておくと良いのではないかと思う力について以下、記載していきます。

★ひらがなの読み書き。
★三角、四角、丸、ひし形など、簡単な形の模写。
★仲間分けができる
★迷路ができる
★挨拶やごめんなさい、ありがとうを言葉にする
★椅子に座る習慣

など。


どの力も、強制や叱られるよと脅すのではなく、「面白そうだからやってみない?」というスタンス、もしくは生活や遊びの中で学んでいけることが一番素晴らしいし、子どもに負荷のない自然な学びです(*´ー`*)

どうやって自然な学びに繋げたらいいの??と、新たな悩みが湧いてきた人向けに、自然な学びへの誘導方法…も、記事にまた書いていきたいなと思います(´▽`)

大人も無理をすることなく、一緒に楽しめる余裕がある環境の中で提案してあげてくださいね!٩(ˊᗜˋ*)و

最近は教師も含めて大人に余裕がなくなり、押し付け教育だなと感じる場面をよく見聞きします。(致し方のない社会情勢も、もちろんあります。)

本来、学びとはとても自然なことであって、楽しいことのはずです。

より多くの子どもたちに、自然体で学べる学びの場に出会えることを願っています(*´ー`*)


以上、「小学校入学までにつけておいてほしい力」でした。

珍しく(?)真面目な記事を書いてしまいました(^^ゞ

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