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「バーカ」って言ったらスッキリした

昨日は見事に「動かない」日だった。時々やってくる不動デー。
そんなわけで今朝、アップルウォッチから「昨日はムーブに対する情熱が足りていませんでしたね。今日は頑張ってください」とのメッセージが届いた。
なるほど、「情熱」が足りなかったのか。物は言いようで、うっかり「そうだったのか」と乗せられてしまった。

今日は「予定」があったので、朝からしっかり「ムーブ」する。「ウオッチさん、心配ご無用です」と心の中で言ってみる。
そう、心配ない。突然動けなくなったわけもなく、病に臥せっているわけでもない。ただ動かなかっただけで、そんな日があるってだけなのだ。
そう、大丈夫。大丈夫だから、ダメになることもない。このまま何事もなく「ムーブ」の日々に戻れるし、時々「不動」にもなる。動けるけど動かないだけ。

だから、何にも困らない。困ってないと思ってた。
何もつらくないと思ってた。だって何でもできるけど、やりたくないからやらないだけだから。自分で決めてることだから、それでいいんだって思ってた。

別にいいんだけど、いっつも「やだやだ」「めんどくさい」「死ぬ死ぬ」って思ってる。すぐ「死ぬ死ぬ」って思ってる。デフォルトで頭の中を飛び交っている。

これって普通?これでいいの?
思ってるだけだから、どうせ誰にもバレないし、そのままやり過ごせばいいだけだって放置してた。

大丈夫、大丈夫だけど、もう限界だなと気づいていた。誰にもバレなくったって、「わたし」は知ってる。「わたし」が知ってる。誤魔化せない。
でも、どうしよう、どうしたいが全然湧いてこない。
これって、生きてるの?生きてる意味あるの?
全部ヤダけど、何がイヤなのかわからない。
このままでいいの?このままで生きていかれるの?
何もしたくないけれど、それでも生きていられるけれど、つまんないから、つまらなくて死ぬ。

生まれた時から抱えている圧倒的な「イヤ」は、もう抱え続けているしかないのだろうと諦めていた。これが「わたし」だから、重いままで仕方ない。
そう思っているくせに、諦められない「わたし」もいて、5~6年ぶりに師匠のセッションを受けに行った。
「よし」って覚悟して行ったはずなのに、「はて?」何で来たのだろうとモヤがかかる。連れてきたのが「魂」で、モヤで誤魔化すのが「自我」だ。
散々「自我自我」言ってきたけど、自分が自我と一体化しちゃってて、うっかり「自我」の存在を忘れていた。
自我ってこういうやつだった。なんだわたし、自我にやられてた。

この圧倒的な「イヤ」は、アイツがイヤだここがヤダっていう個別の何かに
押っ付けて間に合うものじゃなかった。
もちろん、アイツもイヤだし、ここも嫌いだけど、

そもそも「地球になんか生まれてきたくなかった」

それなのに、なんか適応しようとしちゃって、中に入ろうとしちゃって、勝手に作り出した地球基準の「良い人」になろうと無理してた。
「いる」ってことが、「渦中にいる」ことだと勘違いしていた。「いなきゃいけない」って思ってた。バリバリ、コッテコテの「ビリーフ」だった。そんな「ビリーフ」持ってることに全く気付いていなかった。

「渦中」にいなくても、わたしの「いる」はある。
一緒に苦しい思いをしなくても、外から広い範囲が見えちゃって、こうすればいいじゃんって言ってればいい。楽しちゃいけないなんてことはない。そもそも、それが「楽」なのは、わたしの「能力」なのだから、大いに使えばいい。
「バッカじゃないの」「バーカ、バーカ」って思っていい。っていうか、思っちゃうんだから仕方ない。「バーカ」って言えば言うほど、湧いてくるのは「怒り」じゃなくて「笑い」だった。おかしい。バカバカしい。
上から目線が良いか悪いかはわからないけれど、高い所が好きだ。高い所から景色を眺めたり、窓の外を見ていたい。意味とか理由はなくって、魂が望んでいる。

すっかり軽くなって、ずっと重荷を背負って生きるしかないって思っていたのが嘘みたいだ。
軽くなったけど、書いてみたら、この人(わたし)、すっげー嫌な奴だな。でも仕方ない。もう地球基準に合わせられない。
師匠からの処方箋は「宇宙人なのだから仕方ないって思えばいい」だった。まぁまぁ失礼な言い草だけど、しっくりくるから仕方ない。宇宙人同士、通じるものがあるのだ。それを採用することにした。

まだ「地球に何しにきたのか?」を思い出せないのだけれど、少なくとも「バーカ」って言うために来たわけじゃないことだけはわかる。
そして「渦中」で一緒に苦しむために来たわけでもない。
力を出すって、苦しいことじゃなくて楽にできることでいいのか。力むのではなく、「力を流す」そんなイメージが浮かんできた。

それにしても、軽い。ビリーフリセットすごいなって、戻ってきた。
そういえば、わたし、ビリーフリセットできるんだった。


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