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身も心も、飾らずそのままでいること

前の記事には書かなかったのだけど

https://note.mu/hanaesama/n/n2841a7034c94


わたしたちが
イルカと泳いだビーチは
ヌーディストビーチだった。


初めに沖に出た時
イルカの群れと一緒に
一糸まとわず
水面と海中を
行ったり来たりする人がいて
驚いた。

けれど
自然の中に溶け込んだ
人間の姿は
とても美しかった。
(その人たちの泳力にも
後から驚いたのだけれど)


ビーチに戻っても
みんな思い思いの格好をしていた。

全裸の人も
トップレスの人も
普通に服を身にまとっている人もいた。


わたしたちも
真似してやってみた。



全部脱いで
砂風呂みたいに
砂に埋まってみたら
泳いで冷えたからだが温まって
心地よかった。


やってみて
その立場になって
分かることがある。


裸で過ごしている人たちは
ただ、そうしたいから
そうしているだけ。


周りに裸の人がいるからって
誰もいやらしい目で見たりしないし
自分の体をひけらかしたくて
そうしているわけでもない。
いろんな体型の人がいた。


印象的だったのが
小さな子を連れた若いお母さんと
長年、海にいるのであろう
引き締まった体のおじいさん。

どちらも裸で
なんやらにこやかに話していて
その様子が、
まさにラヴ&ピースだったのだ。

ありのままの自分であること
そこから生まれる
コミュニケーションって
本当に美しいんだなあ
そう感じる風景だった。



翌日も同じビーチに行ったけれど
前日とは打って変わって
激しい波が打ち付けていた。

「こんな風にイルカに会えるなんて
4週間に1度ぐらい」

前日に聞いた言葉を思いだす。
わたしたちはそう、
本当に奇跡の中にいたんだ。



泳ぐことはあきらめて
写真撮影タイム。

人間になったマーメイド。
二本の脚で
波と遊ぶ。

今、生身の体があって
ここに生きていること。
それだけで
いろんな体験ができる。

嬉しい事も、楽しい事も
辛い事も、悲しい事も
感じられること自体が素晴らしい。



わたしたちは自由。

どんな生き方だって

自分の心一つで

選ぶことができるんだ。


ならば悔いのないように

この世を遊び尽くそうじゃないか。


今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございます。
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