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「鬼滅の刃」無限列車編で見る炭治郎とダイエッターの共通心理

今更なんですが、「鬼滅の刃」の映画 無限列車編とダイエットについての考察です。映画で見て以来、何度も繰り返し見てしまうくらい、励まされます。
というのも、鬼と戦う炭治郎の葛藤が、心の弱さと戦うダイエッターとかぶるからでしょうね。子供が成人しているアラフィフ世代は、ご覧になっていない方も多いかもしれませんが、今からでも見てほしいなーと思います。

炭治郎とダイエッターの共通心理

鬼滅の刃無限列車編をご覧になったことがない方に、ざっくりあらすじをお話ししますと、こんな感じ。


主人公炭治郎は家族を鬼に殺され、さらに妹を鬼にされました。
その妹を人間に戻すために、鬼と戦う修行をしています。
そんな修行中、人に幸せな夢を見せる敵(鬼)に出会います。
鬼は、人に夢を見せている間、動けなくしておいて、その間に弱点を探して殺すという術を使います。その術にかかると、その人が一番望んでいる世界を夢で見ることができるのです。炭治郎が見た夢は、殺されたはずの家族が生きていて、昔のように仲良く暮らしている幸せな夢。でもこれは夢だと気づいた炭治郎は、なんとかして夢から覚めようと試みます。
だけど、夢が幸せすぎて、夢とわかっているけれど、、、、現実の世界に行かなくちゃいけないと思うのだけれど、、、、「夢から覚めたくない」と思ってしまうのです。その間にも、現実の世界ではキケンが迫っている。早く起きて戦わなくては!!
だけど、「あともうちょっとだけ、ここにいたい」という気持ちが、炭治郎の足を止めてしまいます。


ここ!!

「あともうちょっとだけ、ここにいたい」

ここが、ダイエッターの日常生活で大いにあり得ることではないでしょうか。

人が変わろうとするとき、一番ジャマになることが、「あともうちょっとだけここにいたい」という気持ちかもしれません。


「痩せて健康になりたい!」「痩せて自信を持ちたい!」
そう願っているはずなのに、「もうちょっとだけ、今の太る生活をしていたい・・・」という気持ちがジャマをして、一歩を踏み出せないのです。


そんなことない!私は本当に痩せたいんだ!と思うでしょう?
過去の私もそう反論したくなったと思います。

でもね、「大好きなチョコが食べられなくなるのは嫌だな」とか、「夫と晩酌するのができなくなるのは嫌だな」とか、そんな「変えたくない」気持ちが私の足を止めていたんですよね。

それで、「チョコをばくばく食べてもいつかスリムになっていく夢」
や、「夫とお酒を浴びるように飲み続けながら夫婦二人ともずっと健康に長生きしている夢」とかを見ているのです。

そんなの、「夢」ですよー。
寝言は寝て言え!と言われる類の「夢」です。

現実の世界は、
チョコを辞められずどんどん太り続けて自信をなくしていく未来、
生活習慣病から発症した病気で通院、または入院している未来

だったりするのです。

映画では、夢とわかっていても夢から覚めることができない炭治郎に、こんな言葉が届きました。

「切るべきものは、どこにあるか知っているはずだ!」


ですよね。答えは知っているはずなんです。
何を変えなくちゃいけないのか、わかっているのですよ。

私も、あなたも。

今まで私たちの体を作ってきた【食べもの】を変えないと、
これからの私たちの体は、未来は、変わらない
のです。


都合のいい夢を見ている場合ではなかった!

【どんどん太ってきた今の生活】を続けていたら、これから先は、【もっともっと太っている自分】にしかなれないです。

現実を受け入れつつ、変えられるところを変えていこう!大丈夫!できることはまだたくさんあるよ!未来は無限大だよ!
私はこの映画を見るたびに、炭治郎にそう励まされているように思います。

まだ、あなたの体は変えられます。もっと健康に、もっと快適に、もっと素敵に!

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