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南アフリカより帰国

南アフリカから帰国の途につきました。

今ちょうど機内でランチをいただいています。

もしかしたら、これで最後のビジネスクラス搭乗になるかもしれないので、ビジネスクラスのお料理もご紹介しますね!

テーブルクロス、ランプ、調味料
まずは前菜から。
コンプレスフルーツ
ロブスターカクテル


メイン
牛頬肉の煮込み
ワイルドマッシュルームジュース掛け
チーズプレート

今日の本題は、豊かな経験を有り難う南アフリカ!


コロナもあり、私達の1年半という短い赴任期間あちこち旅行に出掛けたわけでもなく、どちらかと言えば消極的な生活を強いられたなんとも寂しい海外生活でした。


でも一つだけ言えるのは、海外赴任10年目にしてようやく外国人のお友達と心の底から繋がれる深いコミュニケーションがとれる関係を築けたことが本当に貴重な経験でした。


一組目はマドリ&ロビン

私達が 住んでいた家の近所に住む、正確には同じコンパウンド内に住む母娘です。


マドリはプレトリア大学の講師をしており、この間在宅ワークが多かったようです。


ロビンはその娘で、23才。

なんと我が家の長女と同級生でした!

彼女が何をしていたかは、詳しく聞く機会がなかったのですが、ボーイフレンドと我が家を訪ねてきてくれたこともありました。


この2人との接点はご近所というだけ。

でも、私達が引っ越しをしてきた当日、素敵なケーキと晩御飯を提供してくれました。


晩御飯用に届けてくれたお料理
このケーキ美味しかったな


最初に届いたお手紙

南アにこんな文化があったなんて

と驚いた記憶があります。


それ以来、マドリとはWhatsappのお互いのアドレスを交換し、美容院情報やペットのトリミング情報、さらにはレンジフィルターはどこで売っているの?とか色んなやりとりをし、お手伝いさんも共有しました。


ロビンは彼女の家にお迎えした産まれてすぐの子猫を次女に見せに来てくれたり…。


マドリはお仕事をしながら、自分も忙しいにも関わらず、いつも私の事を気にかけ、大丈夫?とよく声をかけてくれました。

私も日本へ帰国した際には、お土産を届けたり、巻き寿司を作って差し入れしたりしました。


なんだか本当に心暖まる宝物のような思い出です。


そして昨日は2人で、送別の品として私と次女に名前入りのクリスマスオーナメントを用意して届けてくれました。


How kind are they!


これまで、隣に誰が住んでいたかも知らないまま任期を終えることが殆どだったので、身近な情報を日々やり取りし、日本のお友達と同じようにコミュニケーションをとれたことが、何より新鮮で、またそれによって私の南アフリカ生活が豊かになったことは言うまでもありません。


これが出発前に

マドリからWhatsAppに届いた最後のメッセージ


Dear ○○○,

I will never forget you. I will always be there for you. I will keep you in my prayers. Have a safe journey.

Love always, Madri and Robynne


ちょっと色んな事でもやもやしていた私の気持ちがとても穏やかに、そして今この幸せを心から感じることが出来た瞬間でした。


優しい世界を有り難う、Madri & Robbyn

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