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小鳥のいる生活

外出自粛が当たり前になって久しいですが、みなさんはお家時間をどのように過ごしていますか。


仕事でヘトヘトになって夜遅くに帰宅し、あとは寝るだけ。あるいはテレワークでずっと在宅。スタイルは違えど、ここ1年でお家時間が増えた方が多いと思います。

どんな時もあなたの帰りを待っていてくれて、疲れた心に寄り添い癒してくれる、そんな存在がいたら、お家時間がよりハッピーになると思いませんか。

◆小鳥との出会い

1年前、1回目の緊急事態宣言発令時に、外出自粛という言葉に私はひどくストレスを感じていました。どこにも出掛けられず、同居家族の夫以外の誰とも会わず、ひたすらお家に引きこもる日々に悶々としていました。

お家にいる理由が欲しい、お家での楽しみが欲しい!というわけで、夫と話し合い、ペットショップへ。子犬か子猫が欲しいね〜となんとなく話していました。
今思えば安易な考えだったと反省していますが、当時の鬱々とした心をペットに癒してほしい、という心の表れだったと思います。

普段であれば鳥コーナーに見向きもしない私達ですが、あの日はなぜか吸い寄せられるように鳥コーナーへ。その時に出会った、手のひらサイズの文鳥のヒナに二人で一目惚れして、その日のうちにお迎えを決めました。

◆小鳥の魅力

みなさん、鳥にはどういうイメージをお持ちですか?
懐かない?学習しない?3歩歩いたら忘れるっていうし、もしかしてちょっとおバカ……?

いいえ!すべてNo!です。
私たち夫婦も小鳥の知識はほぼ皆無で、最初は不安でした……。が!
実は鳥は、とても感情表現豊かで知能の高い生き物なんです。

飼い始めて気づいたことですが、人間の手が大好き、自分の名前も覚えてお返事できるし、なでなでして、とおねだりしてくる甘えん坊な一面も!

子育ての心配は杞憂に終わり、私たち夫婦にとても懐いて、怒ったりはしゃいだり、とても元気な子に育ちました。

仕事で失敗したある日、ひどく落ち込んで帰宅した私に、普段だったら遊んで遊んで!とうるさく鳴く小鳥が、その日だけは、私を励ますように肩にそっととまり、私の顔をただジーッと見つめてくれました。

かかりつけのドクターいわく、文鳥は群れで過ごす習性があるので、弱っている時は、仲間や家族がそばにいると、それが大きな支えになるのを知っているとのこと。

家族が嬉しそうにしていると鳥も嬉しく、逆に悲しそうにしていると鳥も悲しい。共に生きようとしてくれている、と。

小鳥がこんなに魅力的なペットだとは知りませんでした。

◆パートナー・家族としての鳥

コンパニオンアニマルという言葉をご存知でしょうか?

一緒に暮らし、愛情を与え癒しをもらい、家族同然に過ごしているのに、「ペット」扱いするのは違和感がある……。ペットという言葉は、飼い主が所有しているというニュアンスが強く出てしまう。


「所有しているのではなく、一緒に暮らし共存しているんだ」という考えから広まった言葉がコンパニオンアニマルです。

犬や猫がその代表格と捉えられてきましたが、鳥の中にも人間と触れ合い、一緒に生活するのが大好きな子たちがいます。

知人の飼っているインコは、飼い主が入院してしまい会えない日々が続くと、毛引きの行動をするようになったそう(毛引きとは、ストレスを強く感じた鳥が自分の羽を抜く行動です)。

飼い主とのふれあいが大好きで、その時間が減ったのでストレスを感じたようです。人間と一緒にいられないことがストレスになる子はとても多いんです。

鳥は犬や猫と同様に、人間と共同体を作ることができる生き物です。
とても賢く人間の感情や言葉を理解できる子が多いため、また人と寄り添って生きることに適しているため、コンパニオンバードという言葉も広まりつつあります。
出典:https://keeperkazuyo.com/25073745/


あごでおねんね

◆バードライフのすすめ

飼ってみて鳥の魅力の虜になる方はとても多いのだとか。私も、もう鳥さん無しの生活は考えられないくらいです。

鳥は身体はとても小さいけれど、その存在は家族同然。疲れてお家に帰り、ドアを開けると、真っ先にあなたの帰りを喜んでくれる、あなたと過ごす時間を心待ちにしている鳥さん。

愛情をそそいだ以上に愛情を返してくれて、きっとあなたを癒してくれます。

ぜひ、あなたのお家時間でバードライフを始めてみませんか。

くびかしげシカッチャン



◇ここまで読んでくださってありがとうございました!

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